5月15日(月)6時間目
不審者対応の避難訓練を実施しました。
各学年とも今回は教室内での活動でしたので、
各教室では外の様子をうかがいながら安全確保を図りました。
生徒の皆さんが教室にいる間、
教職員は、不審者役の先生への対応を行っておりました。
警察の到着までは学校で何とかしないといけません。
生徒の皆さんや教職員の安全確保ができるよう、
訓練を積み重ねる必要があります。
訓練の中で不審者役の先生が確保された後、
生徒のみなさんの避難が開始されました。
生徒の皆さんの避難はたいへん素晴らしかったです。
まず「おはしもち」がしっかり守られていました。
特に「しゃべらない」が守られていたことは、素晴らしいことだと思います。
不審者を確保しても、何らかの形で不審者が逃げ出す場合もあります。
また火事や地震の場合は、校舎が壊れたり、延焼したりで
避難経路が突然変わる時があります。
突然の変化に備え、
放送がすぐに聞けるような状況をしっかり作っていることは、
いろいろな緊急避難に対応できるということです。
また、「押さない」という点では、
3年生が、最高学年らしく、上から降りてくる1、2年生を優先して
階段の通り道を譲っている様子も見られました。
最後は体育館に、地域ごとに集まり、
地域ごとで下校する場合についても、確認を行いました。
実際の避難の際には、想定できない動きが生まれる可能性もあります。
今回の訓練を基本として、様々な避難の在り方について考え、
できる限り想定外がなくなるように、
そして、自分や他の人の命をどうしたら守ることができるのか、
一緒に考えていきましょう。
近隣の皆様には「訓練」ということはお知らせしましたが、
火災報知機の音や放送といった点に関しまして、
ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。