12.4_人権講演会実施しました

12.4_人権講演会.jpg 本日5,6時間目を使って桂文福師匠をお招きしての人権講演会を実施しました。生徒だけでなく、保護者や地域の方も来ていただいての実施でした。

 生徒たちは1時20分の集合時間にきちんとと集合完了し、始まりを待つだけです。幕が閉まった状態で、文福師匠から始まりのアナウンスと、落語が始まる前の1番太鼓・2番太鼓・3番太鼓が入り、まるで体育館が寄席会場のような雰囲気になったところで、担当の先生から改めて人権週間の説明などがあり開幕です。

 まずは、お弟子さんの小話から始まりました。最初生徒の雰囲気もも固かったのですが、すぐほぐれ和やかな雰囲気になったところで、文福師匠の登場です。落語の世界の紹介と「〇〇とかけて△△と説く、その心は□□」の「なぞかけ」をいくつか紹介してもらい、生徒たちも思わず「あ~」と感心の声があちらこちらから聞こえてきました。生徒たちも、一気に落語の世界に入っていき、ステージの高座に集中していました。その後、扇子やタオルの使い方や、座布団1枚にも置き方があるなど、教えてもらい、師匠と弟子の関係や「真の笑い」は「皆が平等な立場で生まれるもの」で、誰かを馬鹿にしたり嘲たりしての笑いは、本当の笑いではないと語ってくださいました。また、自分の生い立ちから、何が人生の転機になるかわからないことや、ご自身の「吃音」を克服してきたいきさつや、お弟子さんの生い立ちもお話しいただきました。

 生徒たちは真剣に聞き入り、終わってから師匠から、「古中の生徒の前で話が出来本当に良かった」とお褒めの言葉をいただきました。その後、お弟子さんの皿回しや南京玉すだれの芸を披露していただき、代表生徒を師匠自ら手ほどきいただいての、芸披露もあり、あっという間の90分が終わりました。予定時間を過ぎても質疑応答にも応えていただき、最後に生徒代表からのお礼のあいさつと花束贈呈で講演会を終えました。

 生徒たちが退場する際も、出入り口で生徒たちの握手に快く応じてください、生徒たちも喜んでいました。

 師匠並びにお弟子さん、本日は本当にありがとうございました。

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このページは、ウェブ管理者が2018年12月 5日 20:34に書いた記事です。

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