山二の皆さんなら、この白いオブジェがどこにあるのかわかりますね。そうです。正門を入ったすぐ左側に並んでいるオブジェです。このオブジェ、一体何だと思いますか。実は、現在59歳から66歳の方が小学校卒業時に制作したオブジェなんです。学童のプレハブ校舎が建つ前には、建設場所辺りに点々と並べられていました。覚えているかな。また、50周年記念誌を見てわかったのですが、制作直後は低学年棟校舎の前(現在はさつきの木が植えている辺り)にあったのですよ。
完成後、約50年という月日が経っているため、表面が薄黒く汚れていましたが、今回、新しく正門前に並べられたのを機に、校務員さんにお願いして白ペンキで塗ってもらいました。すると、このオブジェの下辺りにメッセージが彫られているのがわかりました。今日はそのメッセージとオブジェを紹介したいと思います。
☆8体のオブジェです。年代順に並べます。
・昭和44年「はばたき」
・昭和45年「友情」
・昭和46年「やくしん」
・昭和47年「けんこう」
・昭和48年「きぼう」
・昭和49年「ほがらか」
・昭和50年「たすけあい」
・昭和51年「わかれても仲よく」
※このメッセージを読んで、何か感じませんか。一つひとつの形は、このメッセージをイメージしたものになっていますよね。おそらく、当時の6年生が後世に残したいメッセージを考え、どんな形にしようかと考えて、つくられたのではないでしょうか。50年という月日が経った今、このオブジェのなぞがわかってきましたね。