3年生は社会科で「むかしのくらし」の学習があります。17日(火)には地域の方々のご協力をいただき、七輪体験をしますが、今日は本校の教員が自宅に残っている釜やおひつなどを持参し、3年生の子どもたちに特別に授業しました。今では当たり前に使っている電気やガスですが、当時の暮らしを聞いてどう思いましたか。
☆授業の様子です
・「羽釜」って知っていましたか。
・かまどに羽釜を乗せた状態をイメージできるように、先生が段ボールで作ってきてくれました。
・これは「おひつ」です。炊きあがったご飯を釜からこのおひつに移します。ご飯を乾燥させずにある程度の時間、保存できる容器です。炊きあがったご飯は、立ち上る湯気からどんどん水分が出ていきます。この時、釜に入れっぱなしだと蒸発した水分が水滴となり、ご飯に直接かかってしまうのが難点。でも、木製のおひつならご飯の粗熱を取って味がしまり、湯気を吸ってくれるので中の湿度が一定に保つことができます。だから、冷えてもべとつかず、ふっくらしたご飯が食べられるそうです。昔の人の知恵ですね。
・感想を書いています。
・ご飯を炊くこと以外にも、いろいろと生活様式が変わりました。また、聞ける人はおじいちゃんやおばあちゃんに当時の生活を教えてもらうといいですね。