【算数科研究授業(2-1)】
「算数の場での 伝え合う力をつける」ことをテーマに教育委員会からもご指導いただき、取り組んでいます。外部講師の先生からも改善点等ご示唆いただきました。ありがとうございました。
算数など、学校で習った学習は生活の中でいかされる「生きた学習」になることが大切です。本単元で働かせたい見方・考え方は、簡潔に式に表したり、式の意味を読み取ったり、計算に関して成り立つ性質を用いて計算の仕方を工夫したりすることです。『ミニトマトが16こあります。朝7こ食べました。夜3こ食べました。のこりは、いくつになりますか」という問題を考えます。残りはというキーワードから、「16-7-3」という式はすぐにたてることができました。計算の工夫を学んできている子たちは、次に( )を使ってまとまりで考えようとします。しかし・・・「16-(7-3)=?」なんで?どうして?と混乱が生じます。「食べた数から食べた数をひくのはおかしい。」「食べたもののまとまりだから(7+3)になるのでは?」と、なんで?を協同して解決に向かいます。ただ( )の計算をするのではなく、意味づけすることで、計算のルールや10のまとまりになると計算が簡単になるなど、実際の生活の場で活用できるようになっていきます。
