4年生が国語の授業で、高田敏子さんの「忘れもの」の学習をしていました。
忘れものしたのはだれかな。「忘れもの」って何かな。ぼくは夏休みに何をしたのかな。「素晴らしい夕立」ってどんな夕立なのかな。「空はまっさお」って、「空は青い」とちがうのかな。ぼくは夏休みに本当に戻ってきてほしいのかな。
など、いろんなことを考えながら読み深めると、この詩の奥深さが見えてきますよ。「詩」って楽しいね。
「忘れもの」 高田敏子 作
入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて
けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている
だがキミ!夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音
☆4年生の授業の様子です。先生の発問に手を挙げて答えたり、詩を読んだ感想をiPadで送って、クラスのお友だちの感想を見合ったりして学習しています。
☆こちらは5年生がつくった詩です。どの詩も比喩を使ったり韻を踏んだりして、とても上手につくっていますね。
~「色んな秋」~
実りの秋がやってきた
梨や柿 おいもや栗
いっぱい美味しいものがある
読書の秋がやってきた
小説マンガ 絵本に図かん
本が読みたくなってくる
芸術の秋がやってきた
音楽会や運動会
いっぱい楽しいことがある
紅葉の秋がやってきた
いちょうにもみじに赤色黄色
オレンジ色もある
色んな秋がやってきた
色んな秋がやってきた
~「真紅」~
夕暮れが
空を真っ赤に化粧する
紅葉が
山に衣装を着せている
赤色が
秋を真紅に染めている
~「色」~
空の色はなんだろう
今日は真っ赤なもみじ色
葉っぱの色はなんだろう
赤、黄、緑、紅葉だ
風の色はなんだろう
水色のすきとおった色
やさしいやさしいすずしい風
秋の時期は色とりどり
~「黄色い毎日」~
秋はくだもの大戦争
ぶどうにかきになしりんご
秋はハロウィンおおさわぎ
かそうにオバケあぁこわい
秋はお月見きれいだな
すすきにおだんご月うさぎ
コメントする