1月25日(水)。昨日の午後から大阪にも雪が舞い、吹田市内でも、
場所によっては、積雪及び路面凍結があったようです。JR京都線や
東大阪線は、始発から16時45分まで運転見合わせでした。また、阪急
バスも朝の内は、吹田市内で運転見合わせだったようです。本校の教職員の
通勤にも大きく影響があり、迂回していつもの数倍の時間を要したり、
数キロ歩いた方もおられました。ただ、本校は、最寄駅が4つもあり、
JR京都線吹田駅、JRおおさか東線南吹田駅は使えませんでしたが、
北大阪急行江坂駅、阪急吹田駅は、通常運行していたことが救いでした。
本校の校区は、朝、積雪もなく、子どもたちは、いつも通りの朝だった
ようです。保護者の方々は、出勤、たいへんだったでしょうが。
さて、本日は、4月19日にお伝えした「さくらの萌芽」のその後です。
まずは、4月19日の復習から。
「萌芽(ほうが)」や「ひこばえ」とは、切り株の脇から出てきた新しい芽
のことで、よく絵本の挿絵などで描かれているこれです。
植物には、てっぺんの芽を切り取ると脇の芽が成長してくる、という性質が
あります。木を切り倒すと、それまで上に伸びることに使われていたエネルギーが
脇の芽の成長に回ってくるので、切り株から「萌芽」と呼ばれる新しい芽が伸びます。
萌芽は、切り株が既に地面にどっしりと張っている根から水を吸い上げられ、
風や大雨にも耐えられる土台があるため、成長が安定するそうです。
さて、本校の通用門横にあった桜の木は、空洞化が進み、強い風が吹くたびに
枝が折れて落ちてきたため、「危険があるから切り倒すしかない」という診断
を受け、令和3年夏に切り倒しました。その切り株に、令和4年4月、「萌芽」
と呼ばれる新しい芽が伸びてきました。
何年後になるかわかりませんが、立派に生長して、また、春に綺麗な
花を咲かせて、私たちを楽しませてくれる日を楽しみに待ちましょう。
・・・4月19日の時点では、こうくくっていました。
1月25日(水)。本日の「萌芽」です。
その後、ぐんぐん生長し続け、高さ1.5mほどに伸びました。葉も、十数枚
つけていたかなぁと思います。広葉樹ですから、秋になり落葉し、今は
ほっそりしていますが、寒さに負けず、ぐっとこらえて春を待っています。
さすがに、来春、綺麗な花を咲かせることは難しいでしょうが、数年後に向けて
期待は膨らむばかりです。