2020年11月アーカイブ

 校長 小林です

 楽しかった宮島での活動を終えて昼食をいただきます。昼食をいただいたのは数年前まで宿舎として使わせていただいていた「まこと」というホテルのレストランです。ここでカツカレーの昼食をいただきました。残念ながらお代わりはなかったので、お腹が空いていた子はすぐに平らげていました。昼食後にお土産を買った大きな荷物を持ちながら、再びフェリーにのって宮島を後にしました。宮島から広島駅までは往きと同様に貸し切りバスで移動します。みんなお疲れだったのかぐっすりと寝ている子が多くみられました。

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 広島駅からはのぞみ114号に乗車し新大阪へ。バスで寝足りなかった子はここでも睡眠をとっていました。新大阪からJR南吹田へは乗り継ぎがうまくいったせいで一本早い電車に乗ることができて、予定より早く到着することができました。

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 夕方にもかかわらず駅前には多くの保護者のみなさんに迎えに来ていただきました。本当にありがたいことです。最後は子どもたちがしっかりと自分の言葉であいさつをして1泊2日の旅を締めくくりました。今回は感染状況が悪化する中での旅行ということで、いろいろと心配なこともありましたが、行く先々で予防策をしっかりととっていただいていたことと、子どもたち自身もしっかりと気をつけていただいていたこと、そして旅行の日に合わせて体調を万全にすべく保護者のみなさまにご協力をいただいたことで、感染者を出すこともなく無事に旅行を実施することができました。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。数々の制約もありましたが、子どもたちにとっては良い思い出ができたことと思います。

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 校長 小林です

 2日目の朝は快晴でした。この日は1日曇りというような予報でしたが、よく晴れ渡っていました。夜は真っ暗でわからなかったのですが、目の前には宮島が見えてまさに絶景でした。朝食も前日の由食のようなスタイルでしたが、オプションはパンやサラダでした。この日1日の活動に備えてみんなしっかりと食べていました。時間がタイトで朝食後に急いて退出するため、退所式は食事の後におこない1泊2日お世話になったお礼をしました。

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 ホテルを出てバスで5分ほど走って宮島口港へ。ここからフェリーで宮島に渡ります。船が初めてという子もいて、不安げな表情や嬉しそうな表情でした。でも乗ってしまえば潮風が心地よく、みんなデッキに出て外を見ながら10分ほどの短い「船旅」でした。宮島は紅葉シーズンなのでいつもの年なら大混雑ですが、修学旅行団体が多く、一般の方は少ない印象でした。まず向かったのは世界遺産である厳島神社です。少し残念だったのは大鳥居で、修復中のために足場とシートに囲まれていました。神社に入り回廊を歩きます。ちょうどこの時間は干潮時であまり高いところまでは水が来ていませんでした。時間があったので、鳥居と回廊の間にできた「砂浜」にみんなで下りて散策をしました。いつでもできるわけでないので貴重な経験ですね。

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 後半は「もみじまんじゅう作り体験」と買い物に分かれて活動します。「もみじまんじゅう作り体験」は型に粉を流し込み、餡を乗せたら蓋をしてひっくり返しながら焼くのですが、それほど簡単なものではありません。粉の量、焼く時間、型の押さえ具合などで仕上がりも変わってきます。おうちに持って帰ったおまんじゅう、いかがでしたか?買い物はお土産物屋が連なる商店街を一軒一軒見て回りながら品定めをします。3000円で一気に買い物をするということがあまりないということととにかくお店がたくさんあるのとで、迷って迷って時間のわりに買い物が進まない子もいたようです。

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 校長 小林です

 バスは40分ほど走って宮島口に到着しました。対岸に宮島が望める場所です、本校は昨年から夜間の救急搬送等を考えて、宮島島内から本土側に宿舎を移していますが、この日のお宿はグランヴィリオというできて間もない新しいホテルです。通常ならばバスを降りて入所式を行い、宿舎の方にご挨拶をするのですが時節柄、密に集まるのを避けるために、バス車内での検温の後、直接各部屋に入りました。

 ここはホテルですので、大部屋に10数人が入るというようなスタイルではなく、ベッドのある部屋に2~3人が入ることになります。家族旅行ではよくありますが、修学旅行では極めて珍しい光景となりました。18時30分になりレストランに集まって夕食をいただきました。広いレストランホールですので、テーブル1台に4名ずつという少人数で密を避けた形で食事をすることができました。そして「いただきます」の前には到着時にできなかった入所式をおこない「よろしくお願いします」の気持ちを伝えました。食事はおかずの入ったプレートとお茶碗のご飯が基本で、希望者はサラダやお味噌汁、カレーライス、デザート、フリードリンク(ウーロン茶、オレンジジュース、アップルジュース)をいただくことができます。この日1日歩き回ったせいか、みんなの食欲は旺盛でおかわりに並ぶ子が多くみられました。食事のあとは「夜の集い」もできなかったため、部屋でゆっくりと過ごしました。消灯時間後にちゃんと寝られるかな?と思いましたが、けっこう熟睡していたようです。

DSCN3960.jpg ゆったりと食事ができました

DSCN3965.jpg おかずのプレートです

DSCN4000.jpg 一泊二日よろしくお願いします

DSCN4033.jpg 部屋はこんな感じでした

 校長 小林です

 被爆体験講話を聞いた後は、広島平和記念資料館とガイドボランティアさんによる平和公園内の碑巡りに分かれて行動しました。広島平和記念資料館は長いリニューアル工事の後、2019年4月に完成・公開されました。私個人の印象では、資料を単に「モノ」としてではなく、その背景にいた「人」を感じられるように展示方法が変わったような気がします。物言わぬ展示物の数々ですが、その背後に「人」を感じて、何かを語り掛けているように思えました。

 新型コロナウイルス感染防止のため、団体の場合は予約がないと見学できませんが、先生方ががんばって予約合戦を勝ち抜いてくれたおかげで、この日見学することができました。ちなみに来年の分も予約が完了しています。

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 ガイドボランティアさんによる碑巡りは平和公園内に点在する慰霊碑、記念碑などを巡り、そこで立ち止まって碑にまつわるいわれなどを聞きます。どのガイドさんも熱心にいろいろなことを教えてくださり、とても勉強になって良かったと思いました。

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 そして最後に原爆慰霊碑の前の広い石段に学年全員で並んで集合写真を撮りました。こうして平和公園でのすべての活動を終え、再びバスに乗ってこの日の宿舎へと向かいました。

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 校長 小林です。前回の続きになります。

 平和公園で最初に向かったのは原爆の子の像です。被爆の影響による白血病で亡くなった佐々木禎子さんを悼んで全国の子どもたちの募金でできた塔です。ここで平和セレモニーを行いました。事前学習をして6年生が感じた平和に対する思いを呼びかけにし、「折り鶴」の歌をみんなで歌います。マスク越しではありましたが、大きな声でしっかりと「平和宣言」を訴えていました。児童らも「本当に被爆地ヒロシマに来たんだ」と実感したことと思います。

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 原爆の子の像を後にして向かったのは「原爆死没者追悼平和祈念館」です。原爆で亡くなった人々の名前や写真が収蔵されていて原爆死した人々のことを永久に記憶に留めようという施設です。時節柄、体温測定器で体温チェックを受けてから入館するので、全員が入るまでに少し時間がかかりました。原爆の被害というと一口に死者14万人というような表現をしますが、14万の人々にはそれぞれ名前があり、その瞬間まで人生がありました。そういうことを思い起こさせてくれる施設です。

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見学ののち、昼食となりました。昼食は広島名物の「お好み焼き」です、結構大きくて、中に大量のキャベツと麺が入っているので、食べ応えがありましたが、お腹が空いていたのか、みんなおいしそうにパクパクと食べていました。

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 被爆体験講話を聞く時間が迫っており、昼食もそこそこに会場へと移動しました。この日お話しいただいたのは白石多美子さんで、ご自身が7歳の小学校1年生の時に被爆されました。(そのお話の内容は以下のページに詳しく書かれています。)http://www.pcf.city.hiroshima.jp/hpcf/heiwabunka/pcj184/Japanese/05J.html

 児童らは、一言も聞き漏らすまいと一生懸命に話を聞きとってメモに書いていました。被爆体験者の方も高齢化が進み、やがて生のお話は聞けない時代が来ます。ですから今回、このように生のお話が聞けたのは貴重なことです。

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 校長 小林です

 11月18日から19日にかけて6年生は修学旅行にでかけました。本日から数回にわたりその様子を紹介します。出発当日は7時30分にJR南吹田駅前に集合ということで、ずいぶん早い時間でしたが、みんな大きな荷物を抱えて集まってきました。ここで検温チェックをしましたがみんなクリアしました。この旅行の間何回か検温をしましたが、そのつど全員クリアしています。開校式ではめあてや注意事項などを確認しました。集まっていただいた多くの保護者のみなさまに見送られ、元気に出発しました。

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 南吹田駅からは新大阪駅まで一駅だけ乗車し、新大阪からは新幹線に乗車します。学年全員で2両を貸し切るような状態でした。いつもなら、椅子を向かい合わせにして、にぎやかにおやつを食べたりトランプを楽しんだりするのですが、今年はおやつもなく椅子を向かい合わせにすることもできません。少々寂しかったですが、修学旅行に出かけられることを考えたらここは我慢です。

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 それでもあっという間に広島駅へ到着し、バスに乗り換えました。バスも乗車時にはアルコール消毒が必要ということで衛生面には気を遣っていただきました。バスは広島市内を15分ほど走って平和公園へ。繁華街が途切れると突然原爆ドームが視界に入ってきます。今は保存工事中ということで足場に覆われていましたが、建物全体の形が見えるようになっていました。原爆ドームの横を歩き、元安川を渡ります。ここは原爆が落ちたとき、水を求めて飛び込んだ人々の死体で埋め尽くされたといいます。

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 校長 小林です。

 今年はビデオ研究会という形で進めている校内授業研ですが、13日(金)には4年生の授業の研究を行いました。4年生の授業ではジャンプの課題(その単元で習ったことを総動員して解く課題で一人では難しいが友だちと力を合わせると解ける課題)に取り組みました。いわゆる「メイクテン」と言われるもので、計算結果が10になるように4つの数字を+、-、×、÷でつなぐという問題です。授業で取り上げた問題を示します。(□には+、-、×、÷が入ります)

5□5□5□5=10

2□2□2□2=10

3□3□3□3=10

8□8□8□8=10

9□9□9□9=10 ※8と9の問題は( )も使います。

 8や9はかなり難しいと思いますが、そこまで解けたグループもありました。研究会では子どもたちのグループ内での会話に重点を置いて講師先生からご意見をいただきました。

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5年生林間学習④

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 午前中のプログラムを滞りなく終了し、おいしい炊き込みご飯の昼食をいただき、荷物の用意をして退所式を行いました。時間前集合の意識が徹底していたのでプログラムも順調に進み、この日の活動はすべて予定より早く行いました。

 1泊2日の間お世話になった宿舎ですが、この間の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「絶対に感染を出すわけにはいかない」と食事や部屋、寝具など本当にいろいろなところでいつも以上の対応をしていただきました。退所式ではそんな宿舎の方々に心を込めてお礼のあいさつをしました。

 退所式後、予定よりも15分早い12時45分に宿舎を出発しました。バスの中ではDVDを見たり寝不足の児童は睡眠をとったりしながら帰りました。往路と同じ道の駅「まほろば」、赤松PAで休憩をとり、学校には16時ちょうどに到着しました。そのあと運動場で解散式をおこない2日間の振り返りをしたのちに下校しました。最後になりましたが、出発時、帰着時には多くの保護者のみなさまに来ていただきありがとうございました。

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一泊二日 お世話になりました!

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5年生林間学習③

 校長 小林です。 林間学習様子の続きをお伝えします。

 2日目は6時に起床し、6時30分から朝の集いを行いました。朝の集いではラジオ体操で身体をしっかりと目覚めさせ、この日の活動に備えます。朝の集いの後は和食の朝食をおいしくいただきました。

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 朝食の後はさっそくこの日のアクティビティーがスタートします。メインの活動はクラフトと魚づかみです。クラフトはキーホルダーづくりです。木片を磨いて絵具で色を塗り、個性あふれる世界で一つだけのキーホルダーが出来上がりました。

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 魚づかみは本来ならば魚づかみ専用の浅い川に入って行うのですが、前日の雨の影響で水温も低く、ピロティ―で水槽に魚を入れた状態で行いました。とはいえ、生きた魚ですので掴むのは難しく、中には大変苦戦していた子もいました。でもチームワークの良い5年生の子どもたち、友達同士で助け合い、手伝ってもらったりしてみんな掴めていました。生きた魚を捕まえて火にかけ、焼き魚としていただくので、事前に宿舎の方から命の大切さのお話や「いただきます」の意味などのお話をしていただきました。魚をつかんだらデコピン(おでこをはじく)をして魚を気絶させ、動かないようにした状態で火にかけます。子どもたちは事前のお話を聞いていたので、掴んだ魚は大切に扱い「(命をいただいて)ごめんなさい」と声をかけていました。

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5年生林間学習②

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 校長 小林です。 林間学習様子の続きをお伝えします。

 この日の夕食は時間差をつけて分散していただくので、最初のグループは16時30分からになります。いつもならテーブルをはさんで向かい合わせになり、楽しくおしゃべりをしながらお鍋の夕食をいただくのですが、これも感染予防のために向かい合わせにならず一方向を向いての食事となりました。でもおいしい食事にみんな大満足。メニューはハンバーグなどの洋食中心で、盛んにごはんのおかわりをしていました。

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 夕食後はお楽しみの「夜の集い」。野外で行うキャンプファイヤーです。登山が雨で流れたのでどうなるかと思いましたが、雨はやんで野外でキャンプファイヤーを楽しむことができました。教頭先生の「火の神様」が登場し、火にまつわるお話を聞きました。そのあと練習したマイムマイムを踊ったり、歌を歌ったりと子どもたちは大いに楽しんだようで、この日の夜のことはきっといい思い出になったことでしょう。

 夜の集いを終えると就寝です。この日一日の活動できっと疲れていたのでしょう、みんなすぐに寝息を立ててぐっすりと眠っていたようです。

5年生林間学習①

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 校長 小林です。

 5年生が、この11月9日~10日に林間学習に出かけました。今日から数回に分けてその様子を紹介します。

 運動場で出発式を行い、注意事項の確認や教頭先生のお話、付き添いの先生方へのあいさつを行った後、学校をほぼ定時に出発しました。行き先は昨年と同じ兵庫県養父市のハチ高原にあるグリーンホテルやまなみです。バス旅行といえばおやつを食べたりおしゃべりに花が咲いたりするものですが、今年は感染予防ということでおしゃべりを控えて静かに過ごしました。道も空いていたので順調に進み、赤松PAと道の駅「まほろば」で休憩をとり11時頃には宿舎に到着しました。

 宿舎に到着したときには雨が降っており入所式は宿舎内で行いました。午後からの活動として予定していた鉢伏山登山は実施に向けての協議をおこない、決行を決めて集合をしたのですが、突然の雨に降られて宿舎に戻りました。現地のガイドさんと相談して夕方に近くの散策コースを歩くということになり、子どもたちは部屋でトランプなどのカードゲームで楽しみました。夕刻になって、念のためレインコートを着て散策に出かけましたが、ここでも雨に降られ、結局コースを短縮して宿舎に戻りました。山の変わりやすい天候に振り回された1日目でした。

IMG_0591.jpg マスク着用で静かに過ごします

IMG_0594.jpg 室内で入所式をしました

IMG_0596.jpg 一瞬青空も見えたのですが...

IMG_0598.jpg レインコートを着て散策の仕切り直しです

IMG_0599.jpg クラスで写真を撮りました

11月6日 音楽会に向けて

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 校長 小林です。

 校内音楽会まで3週間ほどになりました。新型コロナウイルスの影響で今年は例年とは違った形の音楽会になりますが、そこにかける子どもたちの意気込みは全く変わりません。朝から練習をする素敵な音が聞こえてきます。授業中も第一音楽室や第二音楽室からいろいろな音楽が聞こえてきます。「芸術の秋」といいますが、このような学校の風景からも季節を感じることができます。本番に向けて子どもたちの練習はまだまだ続きます。

DSCN3552.jpg 低学年の練習です

DSCN3559.jpg 高学年の練習です

 校長 小林です。

 5年生は今日月曜日から明日火曜日にかけて兵庫県ハチ高原に林間学習に出かけます。今日は少し寒いものの、良いお天気の朝を迎えました。7時15分という早い時刻の集合ですが、みんな元気に大きな荷物を持って集合してきました。体調が悪い子もおらず、運動場での出発式の後、4台のバスに分かれて元気に出発しました。林間学習の様子は帰校後にご紹介したいと思います。

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11月6日 林間学習練習

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 校長 小林です。

 11月6日、運動場に5年生が集まって、何やら輪になっているなと思っていたら、フォークダンスの「マイムマイム」が始まりました。どうやら月曜日から出かける林間学習のキャンプファイヤーの練習をしていたようです。キャンプファイヤーの練習というのもあまりきいたことがありませんが、今回の林間学習は時期がずれて寒い時期になっていることと、感染防止のために多人数での集会を簡素にするということで、短い時間での実施を計画しています。当日、時間をかけずにさっとできるようにと練習をしていたようです。計画を簡素化しても楽しみのエキスだけはしっかりと子どもたちに経験させたいという学年の先生たちの熱い思いです。子どもたちはまだ林間学習にいっていないのにこの練習でずいぶん楽しそうでした。

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 校長 小林です。

 6年生の修学旅行が近づいてきました。6年生のみんなが楽しみにしていた行事です。予定通りに実施してあげたいと思っていますが、今後の感染状況等が気になるところです。6年生児童のみなさんも体調管理に努めてほしいものです。

 さて、修学旅行は今までおこなってきた平和学習の集大成として被爆地・広島を、またこの時期、紅葉が美しい世界遺産の宮島を訪れます。広島では平和公園内の原爆の子の像で平和セレモニーを行いますが、この原爆の子の像は2歳の時被爆した佐々木禎子さんが被爆10年後の小学校6年生の時に突然白血病を発症し、8か月間の闘病生活の後に短い生涯を終えたことを受け、当時の同級生をはじめ全国の子どもたちが慰霊の塔を作ろうと、募金を行って作ったものです。禎子さんは「鶴を千羽折ると病気が治る」と信じ、薬の包み紙や包装紙などで1,300羽以上の鶴を折り続けたのでここを訪れる子どもたちは折り鶴を供えるのが一つの習わしになっています。

 今回、広島を訪れる6年生も全校児童に呼びかけて鶴を折ってもらいました。この鶴を6年生に託す、いわば「贈呈式」がこの日行った「届けて広島へ」集会です。ただし、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から毎年全校児童が集って行っている集会を各学年代表児童に絞った小規模な集会とし、その様子を録画して後日全校児童に見てもらうという形式にしています。広島で確かに折り鶴を供えた様子や資料館などで学んだことなどは修学旅行実施後に6年生から伝えてもらうことになっています。6年生のみなさん全校児童の思いをしっかりと広島へ届けてください。

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 校長 小林です。

 3年生は次年度の4年生からクラブ活動(授業としての必修クラブ)に参加します。クラブに所属するに際して、実際に活動している様子を見学して参考にしていますが、今年は密を避けるために各クラブで紹介ビデオを撮ってもらってそれを見ることにしました。

 このビデオ素材の撮影を11月2日に各クラブで行いました。それぞれのクラブで活動の様子を説明したり、出来上がった作品を撮ったりと工夫をしながらビデオを撮影していました。たくさんの3年生が選んでくれると良いですね。

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11月2日 たけのこ交流

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 校長 小林です。

 11月2日、吹田第二小学校「たけのこ学級」と5年生の交流会を行いました。吹田第二小学校は市内に2校ある難聴児のセンター校のひとつで、難聴学級「たけのこ学級」があります。第六中学校に進学すると、たけのこ学級のお友だちとも一緒になりますので、こうしてたけのこ学級のお友だちと親しくなったり、言語や音声以外のコミュニケーションを学ぶ機会を設けるための交流を何年も続けています。

 今年の交流は難しいかもしれないと思いましたが、学期ごとにクラス別で吹二小学校を訪れていたのを、たけのこ学級のお友達に南小に来ていただいて一回のみの交流とし、感染防止策をきちんと取ることで、この日の交流を実施することができました。

 あいにくの雨でしたが、各クラスでは趣向を凝らしたゲームで盛り上がっていました。例えば爆弾ゲームでは爆弾に見立てたボールを回し「ドン!」といったときに持っていた人が次の鬼になりますが、声ではわからないので部屋の照明を消すことで「ドン」の代わりにしたりと工夫をしていました。ほんの少しの工夫で多くの人が参加できるということを学習した5年生でした。

DSCN3510.jpg 説明は必ず字にします

DSCN3520.jpg 爆弾ゲーム

DSCN3515.jpg 書いてます

DSCN3533.jpg これが手話の"拍手"

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