10月の学校だよりで「新たな世界に...」と題し、「Nプロジェクト」による出前授業の実施予定をお伝えしました。
下記はその内容です📝
「Nプロジェクト」は、京都大学原子力複合科学研究所の中村秀仁准教による「科学に理解のある社会」をめざした取組で、科学のワクワク感を伝える活動です。
この活動の中で特徴的なのは、中村先生発信の参加体験型授業を通して学んだ大阪高等学校の生徒が、学びを「インプット」&「インテイク」し、それを社会へ「アウトプット」するという点です。
生徒は自らの学びをスケッチブックに手書(描)きでまとめ、「まちゆく人」へ伝えていきます。そのオリジナリティあふれるスケッチブックは、「STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学の5つの分野を横断的に学ぶ教育)」の一環として、海外からも注目されています。
この活動によって、科学への関心や理解が社会に広がるとともに、他者と向き合いながら伝える力、すなわち「人と対話する力」が育まれています。
8月14日~19日の期間、大阪・関西万博で開催された文部科学省主催の「わたしとみらい、つながるサイエンス展」においても学びを語る「Nプロジェクト」の生徒の姿がありました。私も実際に会場でこの活動に触れ、生徒とともに過ごす時間に楽しさや心地よさを感じました。
今回の出前授業のねらいの1つは「異年齢交流」です。「まちゆく人」ではなく、千里たけみ小学校の子どもたちに大阪高等学校の生徒が語りかけてくれます。今、授業に向け、子どもたち専用の新たなスケッチブック作成に取り組んでくれているそうです。
この交流(対話)が、科学の楽しさを共有する時間となることはもちろん、子どもたちにとって、かっこいい先輩(よい学びのモデル)に憧れる機会になればと考えています。また、こうした取組を通じて、子どもたちに「知ることの面白さ」や「学びに向かう勇気」「発信することの楽しさ」を体験してほしいと考えています。
分野を問わず、子どもたちが「新たな世界に挑戦する姿勢」を身につけることは、これからの社会を生きる上で大きな力になります。実りの秋に、新たな学びの一歩を踏み出す子どもたちの姿を楽しみにしています。
あれから2月半ほどの時が経ち...
まもなく本番を迎えます❗
12月19日(金)2時間目に3・4年生、3時間目に5・6年生を対象に実施します。
この日から学級閉鎖のクラスも復帰するので、ホッとしています。
当日は、大阪高等学校から90名ほどの生徒さんが来てくれる予定です。
学校がにぎやかになりそうです😊
