校長 小林です。
大規模な地震や風水害、近隣で凶悪事件が起きた時などは通常の下校以外の形をとる時があります。まず、確実に保護者の方に連れて帰っていただかなくてはならない場合は引き渡しによる下校を行います。
土曜参観の際にはこの訓練をおこないました。当日は時間も手間もかかりましたが、災害等で混乱している中、下校時に児童の所在がわからなくなってしまったり、保護者ではない人間に引き渡してしまったりということがあってはならないため、確実を期してこのような方法をとっています。
この引き取りによる下校は2018年(平成30年)6月18日に起きた大阪北部地震の際に実施しました。この時は震度5弱以上の地震でしたので、規定により学校は休校となり、下校中および帰宅後の安全確保の観点から保護者の方に来ていただいて引き渡しをしました。
もう一つの下校の方法は「見守り下校」というものです。これは直ちに危険が迫っているわけではないが風水害が予想されるというような場合(例えば授業中に暴風警報が出たというような場合)に適用します。この見守り下校も22日(木)に訓練を行いました。実際にこれらのような措置をとることがないことを祈りますが、万一の時はご協力をお願いいたします。