2025年6月アーカイブ

 校長 小林です。

 大規模な地震や風水害、近隣で凶悪事件が起きた時などは通常の下校以外の形をとる時があります。まず、確実に保護者の方に連れて帰っていただかなくてはならない場合は引き渡しによる下校を行います。 

 土曜参観の際にはこの訓練をおこないました。当日は時間も手間もかかりましたが、災害等で混乱している中、下校時に児童の所在がわからなくなってしまったり、保護者ではない人間に引き渡してしまったりということがあってはならないため、確実を期してこのような方法をとっています。

 この引き取りによる下校は2018年(平成30年)6月18日に起きた大阪北部地震の際に実施しました。この時は震度5弱以上の地震でしたので、規定により学校は休校となり、下校中および帰宅後の安全確保の観点から保護者の方に来ていただいて引き渡しをしました。

 もう一つの下校の方法は「見守り下校」というものです。これは直ちに危険が迫っているわけではないが風水害が予想されるというような場合(例えば授業中に暴風警報が出たというような場合)に適用します。この見守り下校も22日(木)に訓練を行いました。実際にこれらのような措置をとることがないことを祈りますが、万一の時はご協力をお願いいたします。

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 校長 小林です。

 5月31日、土曜参観を行いました。前回の参観が4月で新しい学年が始まって少し経った頃でしたのでそれから1か月ほどが経った様子になります。2時間目の参観授業の時間が近づくと多くの保護者の方が来校されました。児童数だけでも1000名近くになりますので、保護者の方に来ていただくとその3倍近くの人が校舎内にいることになります。教室だけではなく廊下からも多くの方に参観していただき、児童たちもカッコいいところを見てもらおうと心なしか張り切っている感じがしました。お休みにもかかわらず参観していただきました保護者のみなさま、ありがとうございました。

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 校長 小林です。

 5月29日、4年生を対象に交通安全教室をおこないました。内容は自転車の乗り方で、昨日のブログにも書いたように低学年ほど歩行中の事故が多く、高学年ほど自転車の事故が多くなるそうです。4年生と言えば自転車で出かける機会も増え、行動範囲も広がります。そんな便利な自転車ですが、その使い方次第では自分の身体が危険にさらされるばかりではなく、他者に対して"凶器"になってしまう場合もあります。 

 自転車と言えばヘルメットの着用が2023年から努力義務となっていますが、お子さんは自転車に乗る時、ヘルメットをしているでしょうか。自転車事故で亡くなる方の半分は頭部外傷が原因で、ヘルメットを着用していなかった人の死亡率は着用していた人の1.7倍だそうです。

 この日は実際の自転車を持ち込んで、おまわりさんから自転車で道路や歩道を走る時の注意をしっかりとお聞きしました。また、自転車に乗る前の点検事項としての「ぶたはしゃべる」を教えていただきました。「ぶたはしゃべる」とは

ブ...:ブレーキの点検(効き具合、ゆるみ、ワイヤーの状態など)

タ...:タイヤの点検(空気圧、キズ、異物など)

:...ハンドルの点検(ガタつき、ゆるみ、曲がりなど)

しゃ...:車体の点検(サドルの高さ、ライト、ベル、反射器など)

べる:...ベルの点検(鳴るか、壊れていないか)

を指します。とても便利で楽しい自転車。「危険な乗り物」にならないように気をつけたいですね。

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