<前回より続く>
そして気が付けはもうお昼。粘土をこねた作業台をきれいに拭いていただき、ここで持参してきたお弁当をいただきます。朝が早くておなかが空いていたのか、愛情たっぷりのお弁当をパクパクと食べていました。
そしてバスはこの日の宿泊地である「吹田市自然の家(もくもくの里)」に向けて出発しました。水茎焼きは琵琶湖の東岸(近江八幡の近く)ですが、もくもくの里は琵琶湖の西岸。ここに向かうためには琵琶湖を渡らなければいけませんが、渡れるのは琵琶湖大橋だけなのでそこまで戻り、琵琶湖大橋を渡って今度は北上しました。進んでいく中でいつしか雨も止んでいました。もくもくの里へは14時30分頃に到着。到着すると学校でも流している葉加瀬太郎さんの「Home Suita Home」(吹田市のプロ―モーション楽曲)が流れていて「遠く離れても吹田に来たんだな」と思える演出でした。
この施設は人口が増加し、開発によって子どもたちが自然に触れる機会が非常に少なくなったことを受け1980年5月5日に「吹田市立少年自然の家」として開設されました。2020年からは名称を「吹田市立自然の家」に変更し、幼児から高齢者まで、あらゆる方が環境学習、自然体験学習ができる生涯施設となっています。
体育室に入ると施設の方からのあいさつ、注意事項などをお聞きし、児童代表からは「今日から1泊2日よろしくお願いします。」とあいさつを述べました。その後、各部屋に分かれて荷物の整理や健康チェックなどをします。小学校では初めての宿泊学習ですのでテンションも上がりますね。大きく体調を崩す児童もおらず、予定通りにプログラムを進めていきました。