校長 小林です。
5月29日、4年生を対象に交通安全教室をおこないました。内容は自転車の乗り方で、昨日のブログにも書いたように低学年ほど歩行中の事故が多く、高学年ほど自転車の事故が多くなるそうです。4年生と言えば自転車で出かける機会も増え、行動範囲も広がります。そんな便利な自転車ですが、その使い方次第では自分の身体が危険にさらされるばかりではなく、他者に対して"凶器"になってしまう場合もあります。
自転車と言えばヘルメットの着用が2023年から努力義務となっていますが、お子さんは自転車に乗る時、ヘルメットをしているでしょうか。自転車事故で亡くなる方の半分は頭部外傷が原因で、ヘルメットを着用していなかった人の死亡率は着用していた人の1.7倍だそうです。
この日は実際の自転車を持ち込んで、おまわりさんから自転車で道路や歩道を走る時の注意をしっかりとお聞きしました。また、自転車に乗る前の点検事項としての「ぶたはしゃべる」を教えていただきました。「ぶたはしゃべる」とは
ブ...:ブレーキの点検(効き具合、ゆるみ、ワイヤーの状態など)
タ...:タイヤの点検(空気圧、キズ、異物など)
は:...ハンドルの点検(ガタつき、ゆるみ、曲がりなど)
しゃ...:車体の点検(サドルの高さ、ライト、ベル、反射器など)
べる:...ベルの点検(鳴るか、壊れていないか)
を指します。とても便利で楽しい自転車。「危険な乗り物」にならないように気をつけたいですね。