校長 小林です。
６月９日、４、５、６年生児童を対象に「いろいろな生き方勉強会」をおこないました。この授業は多様性教育の一環でLGBTQとも呼ばれるマイノリティー（少数派）の人たちは、マジョリティー（多数派）の考え方とと性自認や性志向の違いに苦しむことが多く、生きづらさを抱えて悩むことから、一度は「死にたい」とか「消えてしまいたい」と考えてしまうという話もあります。このようなことから「多様性に寛容な児童になってほしい」ということで実施しました。"少数派"とはいってもＬＧＢＴＱの人の割合は１０％近くと言われ、本校の児童数に当てはめてみると１００人近くいることになります。文部科学省も改訂版生徒指導提要において、性的マイノリティに関する課題と対応について追記したり、教職員向けの研修動画の配信や教職員向け理解啓発パンフレットの作成・周知を働きかけるなど大きな教育課題と認識されています。この日、お招きしたのはＬＧＢＴＱ当事者のお二人で、当事者目線の貴重なお話の数々をお聞きしました。授業後は教職員を対象に校内研修という形でお話をしていただきました。
