今日は5年生の先生から素敵な報告を受けたので、その話を皆さんに紹介します。
6月3日(木)のことです。公園からの帰り道、一人のおばあさんが道で倒れていました。
「大じょうぶですか!」
5年生のAさんとBさんが声をかけると、おばあさんは「ひざが痛くて立てない。」と言いました。これはいけないと思い、Aさんはお母さんに「〇〇公園にすぐに来て。」と電話をかけました。でも、お母さんは「残業があるからすぐには帰ることができない。」と言いました。
そこで、Aさんは、「そうだ、Cさんのお母さんは看護師だから助けてくれるかも。」と思い、Cさんの家へ。雨も降ってきたので、Cさんの家の隣りのDさんに頼んで傘も借りました。
AさんとCさんのお母さんは現場へ戻り、Cさんのお母さんは警察に連絡してくれました。AさんはDさんから借りた傘を、おばあさんのそばでずっとついてくれていたBさんに渡し、Bさんはおばあさんの体に雨がかからないように傘をさしてあげました。そうしているうちにAさんのお母さんも〇〇公園に着き、みんなで警察を待ちました。警察が到着するまで、AさんとBさんはずぶぬれだったそうですが、おばあさんにはずっと傘をさしてあげていたそうです。
そして、警察が到着。おばあさんは警察の車に乗って無事に家族のところに帰ることができたそうです。
この2人に出会わなければ、このおばあさんはどうなっていたかわかりません。
思いもしない出来事に直面した時、皆さんはこんな風に行動できますか?
何をすればよいのか・・・とっさの判断が今回のように命を救うことにつながることもあります。
この2人のすばらしい行動に大きな拍手を送りたいと思います。
☆AさんとBさんに校長室に来てもらい話を聞きました。
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