6月9日。5年生は、田植えにチャレンジしました。吹田市では、
社会科で農業を学ぶ5年生に、米作りの体験を実施しています。
校内でバケツやペットボトルで稲を育てている学校や、校内で
ミニ水田を作っている学校もありますが、多くの学校が、地域
周辺の水田を借りて米作り体験をしています。この米作り体験には
JA(農協)の方、農業委員会の方、市役所の方、田んぼの所有者や
地域の農家の方々など、たくさんの方々の協力を得て実施しており、
子どもたちは、「田植え」と「稲刈り」を体験させてもらい、秋には、
収穫したお米をいただけるというたいへんありがたい取組です。
本校は、吹田第六小学校区の田んぼで、吹田第六小、吹田第一小と
ともに体験させていただいています。
まずは、田んぼの近くにある公園で、田植えの説明を聞きます。
一人あたり横に3か所。後ろにずれて5列、計15か所植えます。
そして、田んぼに移動して、協力してくださる方々にあいさつ。
1組から順に、体験を行いますが、田んぼ内の移動がたいへんです。
ロープの印の場所に稲を植え、みんな揃ったら次の列への繰り返し。
最初は、泥の感覚や、水の中にいる生き物に苦戦していましたが、
徐々に慣れ、上手に稲を植えることができました。ニュースで
お米の話題のない日は無い今日この頃ですが、お米作りの
大変さを少し感じられたこと、また、この体験は、ひょっとすると
一生のうちに一回しかできない貴重な体験だったかも知れないこと、
体験を通じて、いろいろ感じて考えてくれたら嬉しいです。
最後にお礼を言って、田んぼをあとにしました。
子どもたちの次の体験は、10月の稲かりですが、隣の校区ですから、
例年、保護者と稲の成長の様子を見に行く子どもたちがいるようです。