2024年9月アーカイブ

 校長 小林です

 この日の給食メニューは揚げパン、牛乳、春雨スープ、豚肉のレモン塩麹炒めでした。みんなが大好きな揚げパンの日です。揚げパンができた歴史は1952年に、東京の小学校に勤務していた調理員さんが風邪で休んだ児童宅にパンを持っていく際(昔は欠席した児童宅に届けるのが許可されていました。)保存がきいて、硬くなったパンでもおいしく食べられるようにと、油で揚げ砂糖をまぶすことを考案したものが始まりだとされています。揚げパンはとてもおいしいのですが、食べにくいのが困ったところ。ある教室にお邪魔してみると、お箸でつかんだり、手でつかんで食べたりと思い思いのスタイルで味わっていました。

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 校長 小林です

 9月25日、千里丘中学校ブロックの合同研修会を行いました。千里丘中学校ブロックというのは千北小、山二小、東山田小、千里丘中、東山田幼稚園の教職員で構成する組織です。公開授業や教科研究、児童生徒交流、そして合同での教職員研修などを行っています。このうちの合同研修会を本校を会場におこないました。前半は各教科・領域別に分かれて意見の交換や情報の共有を行いました。教科書に沿って授業は進めるのですが、実際の授業の様子などを交流すると「そういうわかりやすい教具があるのか」とか「そういう指導の仕方をすると理解が深まるのだな」という気付きが生まれます。また、小学校で学習している内容は中学校でどう発展していくのかを知っていれば、中学校に接続しやすい指導の仕方もできます。とても有意義な時間でした。後半はすべての参加者が体育館に集まり、「教室でできる支援~通級指導・支援級との連携~」というテーマで特別支援教育に関わる講演を聞いて学習しました。さまざまな例を挙げていただき、私たちの認識を「障がい」という概念から「多様性」という概念に切り替えてみると、今までこだわっていた子どもにとってのバリアも取り除くことができるということを理解できました。中学校ブロックではこの後も児童・生徒の交流活動・体験活動が予定されています、これらの交流活動を通して教職員の連携を深めていきたいと思います。

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 校長 小林です

 学校には相談活動を業務とするカウンセラーさん(臨床心理士)に来ていただいています。1人は吹田市立教育センターから出張教育相談という形で、もう一人は大阪府からの派遣で来ていただいています。この大阪府からの派遣で来ていただいているカウンセラーさんが6年生の児童を対象に授業をしてくださいました。思春期に入って悩み事も増えるこの時期。自分の心を見つめることをワークショップという形で学びました。まず、ネガティブな気持ちになった経験を振り返り、その時の自分の気持ちを確認します。(例えば、イライラ、モヤモヤ、悲しい、不安etc) 漠然と(嫌な気持ちだなぁ)と思うだけでなく、それをもう少し具体的にとらえるだけで向き合い方も見えてきます。次に「毎日、習い事が忙しく遊ぶ時間もありません。夕方になるとお腹が痛くなります。あなたならどうしますか?」という設問に各自で答えを考えました。大人と同じように様々なストレスが増えてくるこの時期。自分の気持ちと向き合うことともに、誰かに相談することもしてほしいと思います。

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オープンスクールをおこなった9月20日、3年生以上を対象に「スマホ教室」を開きました。講師は毎年来ていただいている先生です。大阪府のサイバーパトロールも務めておられるということで、子どもたちのネット事情、ゲーム事情に精通しておられます。小学生の年齢で使ってはいけないアプリや使用に注意がいるアプリの情報、また、ネットを通じて被害者にも加害者にもならないように気を付けるべきことなどを実例を挙げていただきながらわかりやすく教えていただきました。オープンスクールということもあってたくさんの保護者のみなさまにも参加いただきました。子どもはよく知っているけれど大人はちんぷんかんぷんということも多く、改めて子どもたちが過ごすネット環境の危うさなども実感しました。

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 校長 小林です

 9月20日、今年度のオープンスクールをおこないました。1時間目から6時間目までどの時間でも授業の様子を見ていただけるということで、多くの保護者のみなさまが朝早くからお越しでした。授業の様子は普段の授業参観でも見ていただけますが、給食や掃除の様子は見ていただく機会があまりないので、多くの方が興味深そうに見ておられました。1日中となるので、およそ子どもたちの「素」の姿を見ていただけたのかなと思います。

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 校長 小林です

 9月17日、以前からお伝えしていました「ペア清掃」がスタートしました。同じ場所を異なる学年の児童が力をあわせて掃除します。事前に顔合わせもして準備はばっちりです。ペア清掃の様子を見に校内を回ってみましたが、上の学年の子が下の学年の子と力をあわせて掃除する姿がとても微笑ましかったです。このような活動を通して上の子は上の子で、下の子は下の子でお互いに学ぶことがたくさんあると思います。今日のオープンスクールではぜひご覧ください。

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 9月17日、この日のメニューはかやくご飯、牛乳、豚肉とキャベツの炒め煮、月見団子でした。9月17日は中秋の名月。この日はとてもきれいに満月が見えることから定められています。元々、月見は中国の習慣で、旧暦8月15日にその時期にたくさん取れる里芋をお供えしたとか。日本ではお団子やススキをお供えして月を見て楽しみます。

 9月17日はきれいに月が見えてお月見をすることができたと思います。でも実は9月17日は満月ではなく1日遅れの18日が満月だったそうです。いずれにしても、今年はきれいな月が見られて良かったですね。

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 9月13日、3年生のクラスで研究授業をおこないました。教科は国語科で「サーカスのライオン」という教材です。あらすじは

 年老いたサーカスのライオン「じんざ」。単調な毎日を過ごしていましたがふとしたことで少年との交流が始まります。そんなある日、少年の家が火事になります。じんざは駆け付け少年を助けますが、自分は命を落としてしまいます。翌日、じんざのいないサーカスでは事情を知っている観客を前にいつものようにひの輪くぐりのショーが行われていました。

 というもの。扱い方によっては道徳の教材にもなりそうです。児童らは友だちの意見にリアクションしながら一生懸命に考えて授業を進めていました。研究授業後は教職員で活発な議論をしながら学びを深め、この日来ていただいた講師先生からはこのような教材の取扱い方や味わい方について示唆に富んだお話をいただきました。

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 校長 小林です

 今日、9月17日からペア清掃が始まります。そのペア清掃に先立って、一緒にお掃除をするメンバーが顔合わせをしました。新型コロナウイルスの流行以降、異なる学年が接する機会が激減してしましましたが、徐々にこうして復活しています。学校は大きな家族のようなものですから、きょうだいが仲良くする機会はたくさん持ちたいものです。ペア清掃の様子はまたお伝えしますが、20日のオープンスクールに来られる方はその時にご覧いただけたらと思います。

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 昨日、ミストの設置をお知らせしましたが、ミストに引き続いて放課後、教職員でテントを立てたり苦汁(にがり)を撒いたりしました。苦汁は空気中の水分を取り込んで土を濡らすので土が堅くなるのを防ぎます。また、テントは練習の合間に休憩するときの日陰として、また、見学児童が見学する場所として使用します。毎年2基立てていましたが、今年は学年全員の児童がゆったりと休憩できるように4基立てました。まだまだ暑い日でしたが、先生方で力を合わせてがんばりました。これで少しでも練習が快適になればと思います。

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 校長 小林です

 9月11日、ミストシャワーを設置しました。今週末で水泳授業も終わり、運動会の練習が始まります。最初のうちは体育館の練習が主になると思いますが、隊形移動などの練習になると運動場を使うことになります。9月から10月にかけても厳しい暑さが続くとのことで運動場での体育では熱中症対策をしなければいけません。このミストシャワー設置はその熱中症対策の一つです。朝から校務員さんが設置してくださいました。 しばらく調整すると鮮やかな霧が出てきました。運動場体育の際には適切に使用していきたいと思います。

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滾(たぎ)れ!

 校長 小林です

 プールの学習が終わり、各学年とも順次、運動会の練習が始まります。ここにきて猛暑がぶり返したよう天候ですが、今年は体育館に空調設備が入ったので、体育館では快適に練習ができます。各学年とも素敵なプログラムを考えてくれていますが、その中で5年生はソーランを踊ります。発達段階に合うのか、毎年5年生児童は嬉々としてこの踊りに取り組みます。5年生の担任団も気合を入れてこの踊りに取り組めるようにテーマを設定しました。そのテーマとは「滾(たぎ)れ!」ですが、滾るとは荒々しく勢いのある様子を指します。勇壮なソーランにはぴったりですね。面白かったのは廊下に「廊下で滾るな 多目的室で滾れ!」と書いたポスターが掲示されていたこと。廊下のおしゃべりラウンジは広々しているので、休み時間には走ったり暴れたりしてしまいがちなので、それをたしなめるためにソーランのテーマである「滾れ」を使ったセンスはさすがです。思わず笑ってしまいました。5年生のみなさん、多目的室での練習でしっかり「滾って」くださいね。

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除去食の検食

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 校長としてのお仕事の一つに「検食」というものがあります。これは調理し終わった給食を児童よりも先にいただいて異常がないかどうかをチェックするもので、異物が混入したり調理方法に問題があるようなことはまずないのですが、もしあったときは配食にストップをかけなければならない重要なお仕事です。(ただ、フライングして食べているだけではないんですよ!)

 この検食には良いことがいくつかあります。セレクトデザートは3種類のデザートの中から希望のものを選びますが、どのデザートにも不具合がないかどうかチェックする必要があるので、3種類ともいただくことになります。子どもたちから見たら、さぞ羨ましいことでしょうね。そしてもう一つは「除去食」をいただけることです。除去食とは食物アレルギーがある児童のために、アレルギーの原因となる食材を抜いたメニューのことで、吹田市では卵、乳、小麦の一部の除去食を実施しています。(よく似た他の食材を使う「代替食」は提供していません)この日のメニューはご飯、牛乳、五目うどん、じゃこピーマン、ぶどうゼリーでしたが、うどんは小麦粉でできているので、小麦粉アレルギーの児童には除去食が提供されます。除去食なので、うどんから麺を抜いたもので「野菜スープ」のようなものになりますが、これがとてもおいしいのです。この二種類をいただけるのは検食があるからで、とても得をした気分になります。

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DSCN0788.jpg うどんの除去食

教室転用工事

校長 小林です

 夏休みには授業がないということで、いろいろな工事が入りました。一番大きかったのは普通教室転用工事です。これは元学童保育用の教室だった支援学級の教室と、校務員作業室を交換するための工事で、夏休みを徹して行われました。元学童保育用の教室だったところは流し台や洗濯機設置スペースがあったり、逆に廊下側の扉が1つしかないなど、普通教室としては転用できません。しかし校務員作業室は元が教室だったため、転用工事によって普通教室として使えるようになります。工事をするのは業者の方々ですが、荷物の引っ越しなどは教職員も手伝いました。また、旧PCルームは一人一台タブレットを持っているため、その役割を終えていましたが、配線などがむき出しだったので、それを撤去し、いろいろな作業がおこなえる部屋にということでアコーディオンカーテンを付けていただきました。これで学校が使いやすくなりました。

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ビフォーの写真がないので、工事が終わってしまえばただの教室にしか見えませんが、いろいろなところを教室仕様にしていただきました。

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 2020年から実施されている現行学習指導要領では「主体的で対話的な深い学び」の実現が提唱されています。当初はこれを「アクティブラーニング」というような言葉で表されていました。長らく学校現場では先生が児童・生徒に知識を「教え込む」形の授業が展開されてきましたが、そこの大きな方針転換とも言えます。なぜ、主体的で対話的な深い学びなのかというと、主体的で対話的な深い世の中の変化のスピードは想像を超えて早く、5年、10年先は予測不可能で、とても教師から授かった「知識」だけで乗り切っていくことは困難です。まずは「知識」というものを「知っていること」という捉えから「何が理解できていて」「何をどのように使っていけるか」という捉えに発想を転換していかなくてはいけません。そのためには自分自身で課題意識をもって動ける人に育つこと、他者とのかかわりの中で考えを広げ深めていける人に育つことが必要だということから「主体的で対話的な深い学び」というキーワードが出てきました。 

 本校でも授業の中のあらゆる場面で「主体的で対話的な深い学び」を実現するための取り組みが行われています。一つは討論する場面では座席配置をコの字型にして、お互いの顔が見られるような形にします。たかが座席配置ではありますが、このことにより討論が活発化するのです。もちろん討論は自由に任せるのではなく教員はファシリテーター(会議などで中立的な立場に立った上で出た意見をまとめ、より良い結論に導く役割を担う人)の役割をして、授業を進めていきます。また、「討論」までいかなくても、ちょっとした場面で「近くの人と意見交流をしてみて」と言って話し合いを促すことはよくあります。このような活動により、自分の考えを広げ、深めることができていきます。

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 校長 小林です

 9月3日、大阪880万人訓練が実施されました。大阪880万人訓練は今年で13回目。午後3時に南海トラフ巨大地震が発生し、その3分後に大津波警報が発表されたという想定で行われました。この日は避難行動まではとりませんでしたが、授業中のそれぞれの場所で自分の身を守る行動(シェイクアウト)を行いました。地震発生のアナウンスは役所からの自動放送で流れるようになっていますが、指示をするまでもなく流れたとたんに児童らは一斉に机の下などに身を隠していました。これは普段から行っている訓練の成果だと思います。南海トラフ地震については8月に臨時情報が出されるなど、いよいよ現実のものとして考えなければいけない時期に来ていることを感じます。学校以外のどこにいても自分の身を守る行動が確実にとれるようにしたいものです。

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プール授業

 校長 小林です

 9月に入ったというのに連日、猛暑が続いています。朝晩はいくらか過ごしやすくなったような気がしますが、日中はまだまだ気温が高いです。「夏休みが明けたら運動会の練習」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、各学年とも今年の水泳学習のまとめを行っています。夏休みプールは暑すぎて一部できませんでしたが、コロナが明けて水泳学習の授業はしっかりとできるようになりましたので泳力も伸びたことと思います。水泳授業が終わって運動会の練習が始まっていきます。

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作物の生育状況

 校長 小林です

 とても暑かった今年の夏でしたが、暑さに耐えてがんばったのは人間だけではありません。1年生が植えたサツマイモ、5年生が植えた稲もこの夏を元気に乗り切りました。夏休み中も出勤してきた先生方が欠かさず水をやり、学校閉庁期間中は警備員さんが水をやってくださったおかげです。おかげで稲は穂をつけ始め、サツマイモは青々と葉っぱを広げています。このまま水やりを続けていけばどちらも多くの収穫ができると思います。特にお米はコメ不足の一助となるかも(?)。2年生と5年生のみんな、このあともがんばってくださいね。

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 校長 小林です

 お掃除のボランティアに保護者の方が来てくださっていることはたびたびこのブログでも紹介してきました。8月29日・30日にもボランティアのみなさまが来てくださったのですが、この日は児童のお掃除に一緒に入ってもらいながら活動してもらいました。子どもたちも大人の人に一緒に入ってもらうことで心なしか嬉しそうに掃除していました。この日は12名もの方が来てくださったそうですが「もっと徹底的にしたいのに時間が足りない」という声も聞かれたそうです。本当にありがたいことです。ご覧のみなさまで、ご都合がよければ次回以降ご参加いただけると助かります。よろしくお願いいたします。

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