校長 小林です

 2学期の始業式の日。多くの子がたくさんの荷物を抱えて登校してきていました。(すべての荷物をこの日に持ってくるようにという指示はしていないのですが、やはり全部持って行こうと思う児童が多かったようです。)スロープを歩いて下っていくときに一人の低学年の子がお道具箱を落としてしまい、中に入っていたものが全部出てしまいました。周りに多くの子が歩いていたのですが、その瞬間多くの子が立ち止まって、落ちたものを拾ってくれたのでした。ごく当たり前にように拾い、拾い終わるとまた歩き始める...なんと爽やかでカッコいい姿でしょうか。

 昔、エレベーターなどが整備されていない頃、大阪駅で車いすの人がホームに上がれずに困っておられました。きっと駅員さんを呼べばホームに上がれたと思うのですが、その瞬間、誰が声をかけるでもなく近くにいた人たちが自然にサッと集まってきて、車いすを持ち上げてホームまで持っていったのを見たことがあります。ホームまで上がると誰も何も言わずにバラバラにそれぞれの方向に散っていきました。この様子を見て、当時子どもであった私には「大人ってすごいな。カッコいいな。」と思ったことを思い出しました。当たり前のことを当たり前にやるってカッコいいことですね。

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 校長 小林です

 学期初めということで各学年、二測定を行っています。二測定とは身長と体重の測定で学期ごとに成長の度合いを把握するために実施します。その時に各学年でテーマを設定してミニ授業をおこなっています。

 6年生では「性のお話」ということで1学期に実施した「LGBTQ」の出前授業のアフターフォローのような内容でおこないました。今までは性別というと「男」「女」のうちからの選択しかできませんでしたが、書類に個人情報を記入する時、「男」「女」「その他」という形になっていたり、そもそも性別欄自体が廃止されていることに気が付いておられる方もいらっしゃるかと思います。約1%は自己の性別に違和感を持つ人がいるという統計結果がありますので、割合から考えると医学的な身体的特徴としての自分の性に違和感を持つ児童がこの学校にも8~9名ほどはいる計算になります。残念ながら世の中には他の人とは違う性自認を表現する人に対し、揶揄したり、笑ったり「気持ち悪い」と軽蔑するような風潮がまだあります。自己の性に違和感を持つ子らが生きづらさを持ってしまわないように子どもも大人も意識を変えていく必要があると考えます。多様性を認め、すべての子が自分らしく生きていける学校にしていきたいと思います。

P1140781.jpg 養護教諭からお話を聞きます

P1140785.jpg お話の後は2測定

 校長 小林です

 27日~29日にかけて恒例の夏休作品展がおこなわれました。場所は体育館で全児童の作品を並べて鑑賞できるようにしてあるのですが、本校は児童数が多いので体育館に作品が並んだ姿は壮観です。素材や組み立て方を工夫したり、素晴らしいアイデアを試したり、粘り強く観察したりとみんなが真剣に取り組んだ跡がとてもよくわかる作品ばかりでした。世相尾を反映してか「大阪・関西万博」に関連する作品が多ヵったような気がします。保護者の方にも多数ご来校いただき、子どもたちの作品を熱心に見ておられました。また、児童はクラス単位で観賞に訪れ、友だちや上級生の作品を見て楽しんでいました。作品の一部は美術展や山二公民館の文化祭、吹田市の子ども科学作品展に出展する予定です。

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 校長 小林です

 始業式の翌日から早速給食がスタートしました。この日のメニューはカラフルそぼろ丼、牛乳、わかめ汁です。この日の給食から新しい調理事業者の担当となっています。この日のメニューのカラフルそぼろ丼はなぜ「カラフル」なのかというとにんじん、コーン、三度豆が入っていて彩りが豊かだからです。身体にも良さそうですね。夏休み中はご家庭では毎日昼食やお弁当を作っていただくのが大変だったと思いますが、この日から給食が提供されるのでホッとされているのではないでしょうか。もちろんお家で摂る昼食もおいしいと思いますが、学校で友だちと食べる給食もまた格別のようで、少し覗いてみた1年生の教室では早々にご飯の食缶が空っぽになり子どもたちからは「おいしい!」という声が聞かれました。

P1140786.jpg この日のメニュー

P1140788.jpg カラフルな具です

P1140790.jpg おいしいよ!

 校長 小林です

 8月25日、2学期の始業式をおこないました。朝、スロープ門に立っていると子どもたちが元気な顔で登校してきました。中には大きな作品を抱えた子もいて(夏休み明けだな)と感じる登場風景でした。どの子も久しぶりに友だちと会えるのが嬉しいのかニコニコとした明るい表情でした。1時間目の時間帯は2学期の始業式をおこないました。私からは2学期は1年で1番長い学期で、季節をまたぐこと、また行事もたくさんあることなどをお話しました。また、新型コロナウイルスの変異株が流行しているという話もありますので、体調に気を付けることなどもお話しました。その後、食育標語の表彰を行い、8・9月の生活目標のお話や今月の「きらきら言葉」説明のための寸劇の披露などもありました。教室に帰ってからは提出物を集めたり教科書などの配付物を配ったり、夏休みの思い出を語り合ったりとそれぞれに過ごしました。2学期は長く行事もたくさんありますが、友だちと仲良く力を合わせ乗り越えてこそ、素敵な思い出になって残ります。先生も子どもたちもみんな一緒に素晴らしい2学期にしていきたいですね。

P1140756.jpg 作品を抱えて登校します

P1140765.jpg 始業式 元気な子が揃いました

P1140779.jpg 提出物を出します

P1140771.jpg 新しい教科書に名前を書きます

 校長 小林です

 8月22日に給食試食会をおこないました。これは委託している給食調理事業者の委託期間が7月で終了することに伴って新しい業者が業務を引き継ぐために給食提供の様子を確認するためにおこなったものです。

 メニューは魚の香味フライとピラフ、卵スープ、みかんゼリーといういわば「よくあるメニュー」で本番を想定して行われました。市教育委員会からの説明などがあったのちに試食会がスタート。参加された保護者のみなさまに召し上がっていただきました。別に職員室でも教職員が同じメニューで試食をさせていただきました。夏休みに給食が出るという普段はなかなか見られない光景でしたが、安全でおいしい給食であることが確認できたと思います。昨日から給食の提供が始まっています。その様子は後日お伝えします。

P1140737.jpg この日のメニュー

P1140739.jpg 魚の香味フライとピラフ

P1140740.jpg 卵スープ

P1140741.jpg みかんゼリー

P1140743.jpg 市担当者から説明がありました。

夏休みの学校

 校長 小林です。

 校舎内から子どもたちの声が消えて少し寂しい学校でしたが、先生たちは研修をがんばっていました。

7月25日

体育科研修「運動会に向けて」 家庭科研修「調理実習」 算数科研修「算数の授業づくり」

7月28日

国語科研修「5年生の教材素材研究」 図工科研修「水彩画の描き方」

7月29日

「多様性教育について」 国語科研修「2年生の教材素材研究」 国語科研修「学級経営と国語科の授業づくり」 

8月1日

「学級経営とICT活用について」 総合学習研修「総合学習におけるさまざまな取組について」

8月22日

「QUアンケートからわかること」 「特別支援教育について」

 多くの研修は本校の教員が講師となって進めましたが、以下の研修は外部から講師をお招きして実施しました。研修で得たものは2学期の学校生活に生かしていきたいと思います。

国語科研修「学級経営と国語科の授業づくり」

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「QUアンケートからわかること」

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「特別支援教育について」

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校長 小林です

 今日から2学期がスタートしました。暑さが続きますが元気に過ごしてほしいと思います。始業式の様子は後日、お知らせします。

 さて、夏休みは静かな学校でしたが、「花火の広場」では多くのみなさんでにぎわいました。この「花火の広場」は千里丘中学校区地域教育協議会の主催で行われたもので、家の近くで花火ができないご家庭のために学校の校庭を開放して花火を楽しんでもらおうという趣旨で開催されました。本校の校庭で行うのは昨年度に引き続き2度目となります。まだ、日が長い時期でしたのでスタートは19時。例によって日中は36.2℃の猛暑。19時近くになると暑さも少し和らぎますが「涼しい」というところまではいきません。19時近くになるとバケツや花火を持った方々が集まってこられました。持ち込む花火は安全を考えて手持ち花火限定です。それぞれの場所で思い思いに手持ち花火を楽しむ姿が見られました。時間は約1時間で、最簿には火柱を噴き上げるタイプの花火を実行委員会のみなさんが校庭の中央で披露してくれました。きっとこの日の美しい花火の思い出は子どもたちの心に残ったことと思います。実行委員会のみなさん、ありがとうございました。

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<前号よりつづく>

 整理体操ののち、宿舎に帰って体を洗い流し、部屋を出て荷物を体育館に運びました。この頃になると昼、本校と入れ替わりで臨海学習が始まる千里新田小学校が到着していました。そして宿舎での最後の昼食はカレーライス。なんとご飯もルーもお代わりOKにしていただいたので、多くの子が列を作ってお代わりをしていました。昼食をいただくともう宿舎を後にする時間です。退所式では施設の方にお世話になったお礼を述べ、一泊二日の振り返りをおこなった後、バスに乗り込みました。バスの中ではDVDの映画を流してもらいそれを見たり眠ったりしながら過ごしました。往路と同じ「味夢の里」でトイレ休憩をとり、ミリカマンション付近に16時前に到着しました。臨海学習は学校のプールではなく海という大自然の中で行うため、安全の面からはそれだけ慎重にならないといけないこともたくさんありますが、得られるものもたくさんあります。臨海学習は諸般の事情によって今年度いっぱいでを終了することになりましたが、何かに向けて練習を重ね、仲間と励まし合ってチャレンジするような経験をぜひしてほしいなと思います。<おわり>

P1140675.jpg カレーライス おいしそう!

P1140680.jpg 何回もおかわりをしていました

P1140701.jpg 一泊二日ありがとうございました

P1140704.jpg バスに乗って 一路、大阪へ

P1140713.jpg 降車 「ただいま!」

 本配信を持ちまして1学期の配信を終了いたします。また2学期からは子どもたちの日々の学校生活の様子をお伝えできたらと思います。1学期の間お読みいただきありがとうございました

<前号よりつづく> 

 一夜明けてお天気はピーカン(快晴)です。波もなく穏やかでてとても泳ぎやすい海でした。先生たちは子どもたちが起き出す前から浜に行って前日折りたたんだテントを戻したり、砂浜の清掃をしたりと準備をしました。朝起きたら洗顔や歯磨き、寝具の片付けや健康チェック、荷物整理とすることがたくさんあります。特に寝具の片づけは宿舎の方の厳しいチェックが入るのでいい加減だとやり直しになるかもしれません。そうしているうちに朝食の時間です。寝起きの食欲はどうかなと思いましたが、やはりみんな旺盛な食欲でモリモリ食べていました。

P1140483.jpg 朝の海はとても穏やか

P1140490.jpg こんな朝食です

P1140493.jpg 「いただきます」

 学校であれば1時間目が始まるという時間。水泳活動が始まります。朝の海といってもあまり冷たくはなく「気持ちが良い」と感じる程度です。実行委員の言葉、準備体操に引き続いて早速海に入ります。昨日やったことはおさらい程度に練習し、隊列を組んで少し伸ばした距離に挑戦します。もうこの頃になると海に対する戸惑いのようなものは消えて余裕を持った自信に満ちた表情に変わってきます。そして、いよいよ最後の「確かめの泳ぎ」。今までで一番長い距離を隊列を組み、泳力によって途中で浮き身や立ち泳ぎを入れながら泳いでいきます。確かめの泳ぎは一班ずつ泳ぎ、他の班を受け持っている教員が横を一緒に泳いだり、コースの途中で浮いて監視するといった形で支援するため泳いでいる班以外の児童はテント下で待機となります。その時に待機の児童から期せずして「フレーフレー、A班!」「がんばれ!■■!」のような声援が起こりました。このようにがんばっている友だちを自然と応援する空気になることがとても素敵です。このような雰囲気の中、どの子も自分の持てる力を発揮してこの日の水泳活動を終了しました。<つづく>

P1140523.jpg 今日の海はどんな感じ?

P1140529.jpg 昨日のおさらいです

P1140612.jpg 最後まで泳ぎ切るぞ!

P1140622.jpg 一番長いコースを泳ぎます

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海に向かって「ありがとうございました」

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