校長 小林です。
赤ちゃんが2年生の教室へやってきました。これは2年生の生活科と保健授業のコラボレーションで養護教諭による赤ちゃんの成長についての授業の一コマです。お母さんのおなかに命が宿って2週間。赤ちゃんは体長わずか2~3cmで体重約4g(さくらんぼ1粒)。それが10か月をかけて成長し、臨月になると体長約50㎝、体重約3100g(スイカ1個分)にまで育ちます。そんな成長の経過や胎児は羊水に浮かんでいること、胎盤が形成され、へその緒を通じてお母さんから栄養や酸素を受け取ることを学びました。そして最後に実際の赤ちゃんと同じ大きさ重さのリアルな人形を一人ずつ抱っこしてみました。人形とはわかっていても恐る恐る、こわごわといった感じで本物の赤ちゃんのように抱っこをしていました。この赤ちゃんは育児教室などでも使う学習用のもので目や鼻、口、手足などもとてもリアルにできています。赤ちゃんは頭蓋骨が完全に閉じていなくて真ん中がペコペコしているものですが、それさえも再現されています。たった7年前はみんなこのような赤ちゃんだったのですが、それがこんなに大きく成長したことを感じられたのではないでしょうか。