6年生 修学旅行③

 <前号よりつづく>

 資料館見学後はバスで宮浜温泉の宿舎へ。約1時間弱で到着しました。広い場所がないため入所式は食事会場で行い、18時から夕食。お好み焼きまで付いた豪華な内容に子どもたちは大喜び。よく食べる学年で、ご飯のお代わりをする児童も多数いました。夕食後は大浴場で入浴し、班長会議や1日の反省を行い、21時30分に消灯・就寝。すぐには寝付けなかったと思いますが、騒ぐこともなく過ごせました。

 翌朝は6時30分起床。ギリギリまで寝ていた児童もいましたが、朝食後すぐ出発するため、洗面や荷物整理を慌ただしく済ませました。朝食は和定食で、寝起きでもしっかり食べていました。退所式で宿舎の方々にお礼を述べ、バスに乗車。見送りには「また来んさい 待っとるけんな」と書かれた横断幕。広島弁の温かさを感じました。

 バスで宮島口港へ移動し、フェリーで宮島へ。乗船時間は10分ほどで、潮風に当たっているとあっという間に到着。宮島港ではシカがお出迎え。商店街を通って厳島神社へ向かいます。今年は干潮で大鳥居まで歩ける状態でした。回廊を歩き、お守りを購入する児童もいました。大鳥居をバックにクラス写真を撮影後、コース別に散策。千畳閣にも立ち寄り、グループ写真を撮影しました。未完の千畳閣は木造でありながら広大な空間が広がり、歴史を感じます。

DSCN0213.jpg こんな夕食です

DSCN0227.jpg 美味しくいただきました

DSCN0243.jpg お部屋でパチリ

DSCN0262.jpg 宿舎

DSCN0294.jpg フェリーに乗ります

DSCN0298.jpg 海は穏やか

DSCN0319.jpg 厳島神社の回廊を見学します

DSCN0330.jpg 大鳥居をバックにクラス写真

DSCN0340.jpg 干潮だったので鳥居を触れました

DSCN0352.jpg チェックポイント千畳閣

6年生 修学旅行②

 <前号よりつづく>

 広島に着くと薄曇りでしたが、雨の心配はなく、気温も快適でした。広島駅からバスで平和公園へ向かいます。繁華街を抜けると突然、原爆ドームが姿を現し、写真ではない"本物"に驚きの声が上がっていました。

 平和公園では昼食までに平和セレモニー、クラス写真、学年写真を撮影します。修学旅行シーズンで順番待ちが心配でしたが、この日は学校団体が少なく、スムーズに進みました。活動のメインは「平和セレモニー」。全校児童から託された折り鶴を原爆の子の像に捧げる大切な目的があります。千北小の順番になると、大きな声で平和への誓いを述べ、きれいな歌声を響かせました。外国人観光客も多く、涙を流していた方もいたそうです。きっと児童たちの思いは伝わったことでしょう。セレモニー後は公園内で昼食をとり、エネルギーをチャージした後、碑巡りを行いました。小グループに分かれ、ボランティアさんに案内していただきながら碑を巡ります。「熱心に聞いて質問もしてくれ、礼儀正しかった」と後でお褒めの言葉をいただき、担任の手を離れてもきちんと行動できる成長を感じました。碑巡りの後は資料館を見学しました。人が多く展示コーナーは満員電車のようでしたが、児童たちは時間をかけてじっくり見学していました。最後のコーナーには佐々木禎子さんの折った鶴が展示されており、見落としがちな場所なので声をかけました。重い内容でしたが、学んだことをしおりに書き留め、しっかり学習できたと思います。

DSCN0107.jpg 原爆ドームを見ながら歩きます

DSCN0115.jpg 原爆の子の像前での平和セレモニー

DSCN0125.jpg 鶴を捧げます

DSCN0133.jpg 慰霊碑前での学年集合写真

DSCN0139.jpg お待ちかねのお昼ご飯

DSCN0174.jpg ボランティアさんとの碑巡り

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DSCN0181.jpg 資料館見学

DSCN0189.jpg 禎子さんの折った鶴

6年生 修学旅行①

 校長 小林です 

 今日より4回に分けて修学旅行の様子を紹介させていただきます。

 11月12日 朝。大きな荷物を持った6年生児童が登校してきました。この日は天候に恵まれ、2日間とも大きく崩れる予報はありません。児童の進行による出発式では、旅行のめあてを確認し、担任以外の引率教員や看護師さん、カメラマンさん、添乗員さんに挨拶しました。スーパービバホームさんのご厚意で駐車場をお借りし、バスに乗車。8時20分に出発しました。

 昨年は大渋滞で新大阪駅到着が大幅に遅れ、新幹線発車の数分前に乗車するというハラハラする展開でしたが、今年は道路がスムーズで余裕をもって到着できました。乗車した新幹線は「のぞみ9号」。東京発博多行きで、新大阪始発ではないため、短時間で乗車を完了しなければなりません。発車ベルが鳴る中、全員無事に乗車できました。

 この列車は修学旅行専用ではなく、一般のお客さまも乗車されています。旅行の楽しさでテンションが上がりがちですが、事前の注意に従い、児童たちは静かに過ごしていました。途中停車駅は新神戸・岡山のみで、広島にはあっという間に到着です。

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 校長 小林です

 11月11日、初任教員の研究授業を行いました。これは年に二回、市教委の指導主事が初任者の授業を参観し、指導助言を行うものです。教員不足は深刻で定数(児童数に照らし合わせ、廃止しないといけない教員数)が足りていないところも多く、教員の養成が急務となっています。ただ、教員免許を持っていればそれでいいかというとそうではなく、必要な指導がきちんとできる先生でないといけません。ですから採用後のフォローアップとしてこのような事業があります。この日は指導主事だけではなく本校の他の先生たちも時間を作って短時間でも授業を見てアドバイスするなど校内でも育成に努めています。授業後は授業の振り返りを自らおこなったり、指導主事からの指導・助言をもらったりして今後の授業や学級経営の参考にしました。

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 校長 小林です

 6年生の修学旅行に先立ち、11月10日、平和集会をおこないました。平和集会とは全校生に折ってもらった折り鶴を預かって修学旅行に向かう6年生が広島で学習してくどのようなことを学習してくるのかという決意を表し、1~5年生はそれをしっかりと受け取って見送るといった式です。本当は体育館で全校児童が集まって行うのが通例なのですが、現在はインフルエンザが流行しているため、全校生が一堂に会するのは健康上あまりよく無いということで中継を教室で視聴するといった形に変更しました。6年生は事前に録画した動画も交え、平和学習の集大成である修学旅行への意気込みを示してくれました。

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 校長 小林です

 11月8日、米澤富美子 子ども科学作品賞の授賞式があすわーく(吹田市勤労者会館)で行われました。子ども科学作品賞というのは子どもたちの科学への興味を引き出し、個性と能力を伸ばすことを目的に、物理学者の米沢富美子さんとともに平成22年度に創設した賞です。米沢富美子さんは吹田市出身の理論物理学者で慶應義塾大学教授、日本物理学会初めての女性会長を務められました。多くの作品応募があった中、本校からは2名の児童の作品が選ばれこの日表彰を受けました。作品はそれぞれ「アリと虫の不思議な関係」「千里丘北のものカーブ」というテーマで、どちらも科学的な視点と粘り強い探究心の結果出来上がったものです。この日出席されていた後藤吹田市長も挨拶の中でおっしゃっていましたが、ともすれば見過ごしてしまうちょっとしたことに引っ掛かりを持つことが科学的な探求の始まりとなります。生活の中のいろいろなことに疑問を持ってみたいですね。

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 校長 小林です

 11月6日、千里丘中学校ブロック5年生による3小交流会がおこなわれました。これは千里丘中学校ブロックの3小(本校、東山田小、山二小)の5年生が一堂に会して交流を図るという行事です。会場は千里丘北小で、東山田小、山二小のお友だちが来てくれました。最初は児童の挨拶があった後、準備運動として千北小の運動会でやった準備体操をしました。これは特に練習しなくてもすぐにできます。次に各校で取り組んだ運動会で披露した演技を披露して見せ合いました。千北小と東山田小はソーラン、山二小はフラッグパフォーマンスでした。同じソーランでも動きやフォーメーションが違うのが新鮮でした。フラッグのパフォーマンスは集団行動の要素も入っていました。お互いに良い刺激になったのではないでしょうか。そのあとは各校が紅白に分かれて「大玉送り」をして楽しみました。赤1勝、白1勝と接戦でしたが決勝で白が勝ちました。楽しかった時間はあっという間に過ぎて閉会式です。閉会式では各校から一人ずつが感想を発表しました。どの感想もお互いに対するリスペクトと親しみが込められていてとても良かったです。2年後には中学校で一緒になる仲間として親しさを感じた行事でした。

IMG_0308.jpg 千北ソーラン

IMG_0324.jpg 東山田小ソーラン

IMG_0362.jpg 山二小フラッグ

IMG_0385.jpg 大玉送り

 校長 小林です

 11月6日、吹田市連合音楽会に本校の4年生1クラスが参加しました。吹田市連合音楽会というのは毎年行われている行事で市内各小学校から代表クラスが出演し、歌や合奏をメイシアター大ホールで披露します。一度に全校が発表するのは無理なので3部に分けられ、本校が出演したのは第1部でした。この第1部では12の学校が出る予定でしたがインフルエンザによる臨時休業が1校あり11の学校が参加しました。本校4年生の発表は3番目。発表したのは合唱「夢色シンフォニー」 合奏「カントリーロード」で、緊張しながらもきれいな歌声とすてきな演奏を聞かせてくれました。他の学校の歌や演奏や素晴らしく参加できてよかったと思いました。

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 校長 小林です

 11月5日、大阪880万人訓練が実施されました。「大阪880万人訓練」は、エリアメール/緊急速報メールなどの情報伝達ツールを活用し、大地震・津波の発生を想定した災害情報を府民の皆さんに伝達するもので、個人・団体を問わず身を守る行動や災害時の備えについての確認など、できる範囲での訓練参加が要請されています。本校では地震避難訓練ではいつもやっている「シェイクアウト」の姿勢をとるという形で参加しました。2年生のある教室を覗いて見ると

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いつもの教室の風景です

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放送がかかりました

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素早く机の下に体を入れます

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いつも通りに素早く「シェイクアウト」の姿勢をとることができました。学校以外の場所にいるときも自分の身体を守る行動がとれるようにしたいものですね。

 校長 小林です

 10月31日、集団下校訓練をおこないました。異常気象などが相次ぐ昨今ですが、北大阪地域に「大雨特別警報が発令された」という想定の下、自宅や学童保育まで安全に帰るという目的の訓練です。本校はマンションに居住の児童もマンション以外の児童も学校からは大変近い距離に住んでいるので、短い時間で自宅に到着できるますし、近くに大きな川もないので、比較的安全な校区といえますが、やはり自然災害の際は教職員が自宅最寄まで安全に送り届ける必要があります。訓練は①下靴とかさを下足に取りに行く ②靴を履き荷物を持って担任とともに学校を出る(一度に全校児童が下校するので下足で履き替えると混乱が起きるため。) ③自宅近くで流れ解散をして帰宅する という3段階で行いました。学童保育の児童はこの日、登室するしないにかかわらず、いったん学童保育に行き、点呼の後、自宅に帰る児童は職員が送るという形をとりました。「大雨特別警報」という想定でしたが、丁度大雨で臨場感があったかなと思います。いざという時にはこの日の経験を生かして安全に帰宅させたいと思います。

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