校長 小林です。
7月16日、水難救助研修をおこないました。臨海学習や日々のプール授業において、もし緊急に水難救助をしなくてはいけない状況になった時、どのように対応したらよいかを教職員が学ぶ研修です。昨年に続き、救急救命士として勤務されている本校保護者の方に来ていただきご指導をいただきました。まず、座学で救助の方法や留意点についてのお話を聞きましたが、先日の報道にもあったように、人は3cmの深さの水があれば溺れるそうです。そして溺れていくときには静かに早く水の中に消えていくもので、それを防ぐにはアクティブ監視と定点監視の二つが必要だということを教えていただきました。その後、場所をプールに移して溺れる人をどのように救うのかを実際にやってみました。ペットボトルを投げたり、紐のついた輪っかを投げ入れ、掴んだら引き寄せるというような練習をしました。このような場面が実際には無いことを祈りますが、いざという時はきちんと使えるようにしておきたいです。