<前号よりつづく>
一夜明けてお天気はピーカン(快晴)です。波もなく穏やかでてとても泳ぎやすい海でした。先生たちは子どもたちが起き出す前から浜に行って前日折りたたんだテントを戻したり、砂浜の清掃をしたりと準備をしました。朝起きたら洗顔や歯磨き、寝具の片付けや健康チェック、荷物整理とすることがたくさんあります。特に寝具の片づけは宿舎の方の厳しいチェックが入るのでいい加減だとやり直しになるかもしれません。そうしているうちに朝食の時間です。寝起きの食欲はどうかなと思いましたが、やはりみんな旺盛な食欲でモリモリ食べていました。
朝の海はとても穏やか
こんな朝食です
「いただきます」
学校であれば1時間目が始まるという時間。水泳活動が始まります。朝の海といってもあまり冷たくはなく「気持ちが良い」と感じる程度です。実行委員の言葉、準備体操に引き続いて早速海に入ります。昨日やったことはおさらい程度に練習し、隊列を組んで少し伸ばした距離に挑戦します。もうこの頃になると海に対する戸惑いのようなものは消えて余裕を持った自信に満ちた表情に変わってきます。そして、いよいよ最後の「確かめの泳ぎ」。今までで一番長い距離を隊列を組み、泳力によって途中で浮き身や立ち泳ぎを入れながら泳いでいきます。確かめの泳ぎは一班ずつ泳ぎ、他の班を受け持っている教員が横を一緒に泳いだり、コースの途中で浮いて監視するといった形で支援するため泳いでいる班以外の児童はテント下で待機となります。その時に待機の児童から期せずして「フレーフレー、A班!」「がんばれ!■■!」のような声援が起こりました。このようにがんばっている友だちを自然と応援する空気になることがとても素敵です。このような雰囲気の中、どの子も自分の持てる力を発揮してこの日の水泳活動を終了しました。<つづく>
今日の海はどんな感じ?
昨日のおさらいです
最後まで泳ぎ切るぞ!
一番長いコースを泳ぎます
海に向かって「ありがとうございました」