10月14日。5年生は、稲かりにチャレンジしました。
さかのぼること4か月。6月9日に、田植えを行いました。
吹田市では、社会科で農業を学ぶ5年生に、米作りの体験を実施
しています。校内でバケツやペットボトルで稲を育てている学校や、
校内でミニ水田を作っている学校もありますが、多くの学校が、地域
周辺の水田を借りて米作り体験をしています。この米作り体験には
JA(農協)の方、農業委員会の方、市役所の方、田んぼの所有者や
地域の農家の方々など、たくさんの方々の協力を得て実施しており、
子どもたちは、「田植え」と「稲刈り」を体験させてもらい、秋には、
収穫したお米をいただけるというたいへんありがたい取組です。
本校は、吹田第六小学校区の田んぼで、吹田第六小、吹田第一小と
ともに体験させていただいています。
田植えの時と同様、田んぼの近くにある公園で、稲かりの説明を聞きます。
そして、田んぼに移動して、協力してくださる方々にあいさつ。
事前に、田んぼの中に通路を作ってくださっているので、稲を刈る、
稲を渡してコンバインで脱穀してもらう、もう一度並ぶ、を3回体験。
田植えの時は、泥の感覚や、水の中にいる生き物に苦戦していましたが、
稲かりは、苦戦せず、上手に稲を刈ることができました。ニュースで
お米の話題のない日は無い今日この頃ですが、お米作りの大変さを少し
感じられたこと、また、この体験は、ひょっとすると一生のうちに
一回しかできない貴重な体験だったかも知れないこと、体験を通じて、
いろいろ感じて考えてくれたら嬉しいです。
最後にお礼を言って、田んぼをあとにしました。
籾摺り、精米までしていただいたお米が学校に届きます。例年、
5年生は、調理実習でお米をいただいているようです。
