朝、地域の方が、「黄色いワッペンが落ちていましたよ。」と、
届けてくださいました。名前が書いてあったので、すぐに、
本人に届けることが出来ました。ありがたいですね。
ところで、この「黄色いワッペン」。毎年、1年生に届けられ、
主にランドセルの側面につけています。自分が小学校の頃も
あったような記憶があるし、他道府県でもあるのかな?と
疑問に思ったので、調べてみました。
1965年、交通事故が社会問題化する中、「子どもを交通事故で
失った母親が内閣総理大臣へ交通事故撲滅を求める手紙を送った」
という新聞記事を見た行員の提案により、富士銀行(現・みずほ
フィナンシャルグループ)が「よい子に注意、よい子も注意」を
スローガンに新小学1年生へ配付をする活動がスタートしたそうです。
翌年以降他の事業者も加わり、2004年からは、損害保険ジャパン、
みずほフィナンシャルグループ、明治安田、第一生命の4社が共同で
実施されています。2025年、61年目の全国の小学1年生配付で
累計贈呈枚数は、約7286万枚だそうです。ありがたいですね。
さて、このワッペンには、2つの「いいこと」があります。
1つは、子どもたち自身に交通安全を呼びかけると同時に、ドライバー
への注意喚起、保護者や地域の方々からの温かい見守りを期待します。
2つめは、交通事故損害保険がついているので、登下校時の重大な
交通事故の際には、保険を使うことができるそうです。事故にあわず、
保険期間の1年(1年生の3月31日まで)が経過するのが一番ですが。
2年生以上でも、着用している子どもたちもいます。保険期間は終わって
いますが、1つめの交通安全の観点では、有効ですよね。