6月9日。6年生の「キャリア教育」第1回が行われました。
昨年に引き続き、第1回は、お仕事キャプテンによる全体講義で、
子どもたちは、6年生各教室に居ながら、お仕事キャプテンと
オンラインで繋がり、説明を聞いたり、クイズに回答したり、
充実した45分の授業でした。ところで、お仕事キャプテンとは、
これまでに50以上の仕事やアルバイトを経験し、現在、
学研キッズネット内のオンライン社会科見学ウェブサイト
「シゴトのトビラ」で"お仕事キャプテン"を務めるなど
キャリア教育の実践・発信活動を行っているタイチさんという方です。
タイチさんによると、キャリア教育とは、「今の子どもたちが自分らしく
生き抜くには、早い段階で幅広い社会・産業構造を知り、社会を生きぬく
術(すべ)を知ることが必要に感じるのです。道具の種類や使い方を
ひたすら学び、18 歳で社会の扉を開き始めるときに、どう道具を使うか、
や、使う人の考え方や視点、が大事だったんだ......と思い知るような厳しい
体験を多くの大人が社会で経験してきていると思います。それをもっと早い
段階で体験し、視野を広げ社会で自立する準備をすることがこれからの
多様性時代では必要なのではないでしょうか。」と伝えておられます。
短い時間でしたが、豊富な経験から、興味を持ちやすい話をわかりやすく
説明していただき、子どもたちは興味津々、聞き入っていました。
今回の講義をスタートにして、これから、1年間かけて6年生の
キャリア教育の取組を進めていきます。