「暦の上では秋」という言葉があります。
これは、二十四節気の立秋を迎えることを指し、まだ真夏のような
暑さが続いていても、事実上は秋の気配が漂い始める時期のことで、
毎年8月7日頃に「秋が始まる日」とされています。暑中見舞いから
残暑見舞いに変わるタイミング、うろこ雲や鈴虫の音色など、数年前
までは、「なるほど」と感じることも多々あったように思います。
一方、気象庁の定義「気象学」では、9月から11月が秋だそうです。
本日は、9月1日。暦の上でも気象学でも秋なのですが、午前9時の
時点で、気温が30℃を超え、暑さ指数が危険となりました。全国的
にも、先週末は40℃を超える都市があり、この暑さは、まだまだ
収まらない予報となっているようです。
吹田市の公立小中学校には、職員室に、暑さ指数計が設置されています。
上の写真は、本日午前9時前に撮影したもので、すでに「危険」を
示していました。子どもたちが楽しみにしている、業間休みや昼休みの
外遊びは中止です。また、理科や生活科の授業での外での観察や作業も
短時間での実施としています。水曜日ごろから雨が降り、少しは気温が
下がるかもとの予報もありますが、このまま暑い日が続くと、学校教育
活動には、様々支障をきたすことになりそうです。
涼しくまでは望みませんが、少なくとも「猛暑」だけは、早く去って
もらうことを切に願います。