6月4日。児童会行事「南えがおランド」の当日です。先日から
お伝えしているように、子どもたちは、1年に1回のこの日を
楽しみに、そして、この日に向けて、意欲的に準備を進めてきました。
さて、児童会行事「南えがおランド」とは、代表委員が中心となって企画し、
児童自らが考え創る楽しさを体験することにより、集団生活に積極的に
参加する意欲を高める目的があります。子どもたちがネーミングした
「南えがおランド」。この行事でたくさんの笑顔がうまれ、この行事を
きっかけにして、笑顔がいっぱいの南小を創りたいという願いが
込められています。素敵なネーミングですね。
また、異年齢集団で楽しく遊び、友だちと仲良く交わり、協力したり
助け合ったりする活動を通して、高学年は、低学年のことを考えて
他者を思いやる力を伸ばして欲しいし、低学年は、ルールを守って
活動できるようになって欲しいという目標もあります。
年度当初の始業式で、子どもたちに話した今年頑張って欲しいことの
2つ目。「楽しい学級は、先生だけで創ってくれるものではなく、
自分たちと先生で創るもの。学級のために自分ができることを考えて
自分ができることを実行しましょう。」に関わる内容です。
2年生以上は、各学級、教室で1つのコーナー(遊び場)を準備し、
子どもたちは、前半・後半に分かれて、お店を運営し、残りの半分の
時間で、他のコーナーを周ります。1年生は、前・後半ともに遊び、
2年生からのお店運営のイメージを学びます。代表委員会では、
コーナーの設置にあたり、昨年度の反省も活かしつつ、次のような
ルールが決まりました。
・低学年や車いすの人も楽しめる。
・行列ができないように、あまり時間がかからないこと。
・ごみをできるだけ出さない。 など
インクルーシブ、エコの観点が盛り込まれていますね。流石。
全クラスを周りましたが、例年のように、笑顔、やさしさ、やる気、
などなど、子どもたちの素敵な姿がいっぱいありました。2年生は、
初めてのコーナー運営だけど、力を合わせて上手に運営していました。
高学年は、更に、行列ができない工夫と運営ができていて感心しました。
中でも、今年目立ったのは、端末の活用でした。ルール説明や、計時、
BGMなど、有効に活用している姿に、使いこなしている印象を受けました。
当日は、1時間目に準備を行い、2・3時間目に前半・後半に分けて
コーナーを周ります。その後、後片付けも行い、3時間目が終了。
4時間目は、通常の授業です。主に振り返りですが、パッと気持ちを
切り替えて、授業に臨んでいる子どもたち。素敵でした。