校長 小林です。
始業式に先立って、生徒指導研修と特別支援研修をおこないました。日々の学校生活の中でトラブルは必ずと言っていいほど生じます。トラブルはない方が良いのですが、小学校での学習は社会に出た時のための練習であると考えたら、今のうちに経験を積んで解決の方法を身につけてほしいと思います。その時の支援をするのが教員の仕事です。その時に適切な指導ができるように生徒指導主事が講師となって研修をおこないました。
特別支援教育研修はさまざまな発達課題に対して教職員はどのように理解し対応していったらよいかということを首席が講師となって実技なども交えながら研修しました。一昔前は通常学級で発達課題があると思われる児童の割合は6.3%とされていましたが最新の調査では8.8%とされています。1割近い児童に発達課題があると考えられますが、適切な指導がなされれば、どの子も自己評価を下げることなく生き生きと学校生活を送ることができます。そのためにはどのような指導をしていくべきかということを学びました。