市議会2月定例会の冒頭で、市長は、市政運営に対する基本的な
姿勢・理念を示す施政方針を表明されました。
詳細は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-gyoseikeiei/kikakuzaisei/_82053/_113273.html
「教育」に関する内容の最初の部分を抜粋し、以下に掲載します。
「小・中学校の教育体制は、私たちを取り巻く社会状況の変化の
スピードに、対応できているとは言えません。小学校の35人学級編制、
GIGAスクール構想など、子供の学ぶ環境が大きく変わろうとするこの
機会を、教職員、そして教育委員会においても、これまで実現できなかった
教育改革の大きなチャンスであると受け止めています。現場の教職員には、
高質で充実した個別最適な教育環境を子供たちに提供し、義務教育本来の
使命を果たさなければならない、という責任感があります。しかし、
現在の体制では、その思いを十分に実現できないという閉塞感を、
私自身強く感じています。学校教育の構造的、社会的な課題を一つひとつ
解決しながら、市と教育委員会の両者が一体となって、特色ある教育モデルの
構築に取り組むこと、それがこれからチャレンジする本市の教育改革です。」
その後に、具体的な内容が6つあげられていますが、今回は、そのうちの1つ、
「市立小・中学校の学校規模について」記載された部分を掲載します。
「学校間での児童・生徒数の大きな偏りについて、子供により良い教育環境を
作る観点から、校区の見直しは避けて通ることはできません。既存校区と地域の
自治活動エリアとの関係に影響が生じる可能性は否定できませんが、子供の
教育環境を最優先とすることに御理解いただき、教育委員会、そして地域と
ともに子供たちの未来への責任を果たしてまいりたいと存じます。」
本日、保護者あてに、教育委員会教育政策室から文書が配付されました。
その内容は、「学校規模適正化に係る説明動画について」の案内です。
詳細は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-gakkyo/kyoikuseisaku/_107655.html
HPには、令和3年度5月時点での「児童推計」の資料がありました。
もちろん、この数字はあくまでも見込みではありますが、
吹田南小は、令和3年度850人26学級から、増加し続け、
令和9年度には、995人31学級になる見込みというものです。
また、令和9年度の学校規模を表した地図では、吹田市で5番目の
過大規模校になるという見込みのものです。
令和9年と言ったら、現在の1年生が卒業後の話ではありますが、
現状を知っておくことは大事なことだと思います。
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