校長 小林です
運動会前のお話になります。10月21日、6年生を対象に薬物教室を開きました。学校には学校薬剤師さんがいらっしゃって、適切な学校環境の構築のためにいろいろとお世話になっています。普段のお仕事は直接子どもたちに関わることはないのですが、薬を扱うプロとして子どもたちに知ってほしいことを伝えていただいています。まず最初は薬の服用には用法・用量守ることが大事ということを教えていただきました。薬を流し込むためにはどんな飲み物でも良いという訳ではなく、薬の効力を引き出すためには水かぬるま湯が適しているということでした。また、一回に飲む量も指定された量でなければ副作用などで逆に悪い症状が出てしまうことや最近若い人を中心に流行しているオーバードーズ(過剰摂取)の恐ろしさも動画を通して学びました。そして時間の多くを割いて教えていただいたのがタバコの害と違法薬物のことです。麻薬、大麻、覚せい剤などは今や大人だけのことではなく、子どもにまで下りてきているといわれています。言葉巧みに違法薬物に引き込む手口や摂取するとどうなっていくかということを教えていただきました。今や「うちの子に限っては違法薬物は関係ない」とはいえない世の中になっています。興味本位で誘いに乗らないこと、きっぱりと断る強い意志を持つことが大切ですね。


 
 