校長 小林です。
7月7日、2年生が動物のお話を聞きました。これは吹田市保健所の獣医の方が「動物との正しい関わり方」や「命の大切さ」に関わって実施している出前教室です。対象は2年生で各クラスを1時間ずつ回っていただき授業をしてくださいました。教科でいうと道徳の授業でテーマは「動物愛護」です。教えていただいたのは ① 動物にも気持ちがある ② 人と動物はつながっている ③ 人と動物との約束という3部構成でした。人に飼われている動物、牧場などで飼われている家畜、そして野生の中で生きている動物といろいろ種類はあっても動物にはそれぞれ気持ちがあるし、つらい気持ちにさせる虐待行為はあってはいけない、それぞれの生きる環境は守っていかなくてはいけないということを教えていただきました。特にペットは自宅時間が増えたコロナの時期に飼う人が増え、今は忙しくなったからか手放す人が増えていると聞きます。「可愛い」だけではなくペットが生涯を全うするまで連れそう覚悟が必要ですね。
授業の中で「(ペットは)最後まで責任もって飼う」と言われた獣医の先生の言葉に「犬の十戒」という言葉を思い出しました。私はワンコを飼っていますが、犬の一生を預かっていると思うと、最後までしっかり寄り添い切ろうと思います。
犬の十戒
- 私と気長につきあってください。
- 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
- 私にも心があることを忘れないでください。
- 言うことをきかないときは理由があります。
- 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
- 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
- 私が年を取っても、仲良くしてください。
- 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
- あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
- 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。