校長 小林です。
12月6日 4年生が研究授業を行いました。教科は国語科で「友情のかべ新聞」という教材です。正反対の性格で普段から仲が良くない「東くん」と「西くん」。 そんな二人に先生は「協力してかべ新聞を作るように」と命じます。みんなは無理だと思っていましたが、二人はかべ新聞を作りあげ、それどころか、いっしょに行動することが増えて仲良くなったようです。しかしそれには訳がありました... というストーリーです。この物語を扱っている教科書の会社のHPには
「学級内で起きた出来事について、語り手である「ぼく」が疑問を抱き、それを推理していくところが魅力的な作品である。読者は「ぼく」といっしょに、疑問を解き明かす。「ぼく」が何をヒントに推理したのかを読み解くことで、必然的に場面と場面とを結び付けることとなる。本教材をきっかけに謎解きのおもしろさを知り、ミステリー作品の読書へといざなうことをねらう。」
と書いてあります。誰もが一度はミステリー作品にはまり、わくわくドキドキしながらページをめくったことがあるのではないでしょうか。児童たちは作品の構成をしっかりと考えて積極的に意見を述べていました。授業後の協議会では教職員が意見を活発に交流し合い、講師先生からいろいろな例を挙げていただきながら児童が"学び"を感じる授業を展開するために大切にしたいことを教えていただきました。