校長 小林です。
小学校の6年間は体も心も成長が著しい時期です。特に4年生くらいからは成長の度合いが顕著です。そんな時に自分の身体に起こる変化に驚いたり、不安になったりすることもあります。特に今はネット上にあらゆる情報が溢れており、中には誤ったものも含まれるので、正しい情報を持つことが大切になっています。
本校では毎年、4年生を対象に体の成長にかかわる保健授業を養護教諭が行っています。その授業の様子を覗いてみました。授業では女子の月経の仕組みと、初めての月経を初経と呼ぶこと、また男子の射精と初めての射精を精通と呼ぶことなどを学びました。しかし、そのような成長もある一定の年齢に達すると一律に始まるものではなく個人差があるのが当然で、遅い、早いということで心配する必要がないことなども指導しています。また、身体のことだけではなくて今までになかったような心の変化が起きるのもこの時期です。思春期の入り口に立つ子どもたちが安心して成長していくことをサポートしていきたいと思います。