校長 小林です。
11月12日、5年生のクラスでDC教育の全市公開授業を行いました。DCとは「Digital citizenship」の略で、これからの情報世界の中でネットの良き使い手となれるような使用する際に責任ある行動をとれる子どもの育成を目的とした教育のことです。この日の授業では市内小中学校から20数名の教職員が参観に来校しました。データの保存方法は本体に記録する方法とクラウド(ネット上の記憶空間)に記録する方法があります。今日ではどちらに保存されているかが使っている本人でも意識しないくらい定着していますが、学校の活動でクラウドを使う場合、どのような問題点があって、それをクリアするにはどうすればいいだろうかということを学習しました。教材動画をもとに話し合いましたが、動画では記事を関係ないチャットルームに投稿してしまった、とか画像を別フォルダに保存してしまったという例を取り上げていました。児童の声では「勝手に編集されてしまった」という経験があるというような声が上がっていました。少し前なら考えられないようなことですが、クラウド上での共同編集ができるような今では問題になるのですね。便利になる反面、いろいろな問題も出てきます。