校長 小林です
平和公園内は修学旅行生と外国人観光者の方がとにかく多く、原爆の子の像での「平和セレモニー」も待たなければいけないかなと思っていましたが、幸いにも空いていて、すぐに始めることができました。学校で練習をしてきた言葉を述べて、全校生の思いが詰まった千羽鶴を捧げてきました。その間にも外国人観光者にの方が増えてきて、セレモニーの様子を興味深そうに見守ったり写真を撮ったりしていました。この原爆の子の像は行政が作ったものではなく、2歳の時に被爆した影響でその後12歳で亡くなった佐々木禎子さんを偲んで、全国の子どもたちが募金を集めて作ったものだそうです。年が近い6年生も何か感じるところがあったと思います。そのあとは原爆ドームを対岸に臨んだ場所でクラス写真を撮影し、持参したお弁当の昼食をいただきました。雨だと濡れずに食べられる場所が限られるため、良いお天気で本当に知良かったです。碑巡りを案内してくださるボランティアさんとの待ち合わせ場所は資料館の下でしたので、移動する途中、慰霊碑前の階段で学年写真を撮影しました。平和公園内には多くの碑や原爆の爪痕が残っていますが、来ていただいた15名のボランティアさんたちは一つひとつ本当に丁寧に説明をしてくださいました。再び資料館前に集合し、ボランティアさんたちにお礼を述べた後、次は原爆資料館の見学をしました。中が混雑しないように時間差をつけて入場するのですが、それでも中は大混雑状態でした。子どもたちはそれでもがんばって写真や遺品などの資料を見ていました。中にはショックを受けた児童もいたようですが、やはりその人が身につけていた「実物」だと思うとその重みを感じます。これらを見て「戦争はやむを得ない」とか「原爆を落としたのは仕方がない」と言える人はいないと思います。<つづく>
平和セレモニーをしました
折鶴を捧げました
お昼ご飯です
学年で写真を撮りました
ボランティアさんと碑巡り
広島平和記念資料館見学
禎子さんが折った実際の鶴です