校長 小林です。
7月4日 5年生が研究授業をおこないました。扱った教材は「世界一やかましい町」です。あらすじは
"ガヤガヤという町"は世界で一番やかましいまちです。人々は大声で話し、物音を派手に立て、生き物も大きな声で鳴きます。王子様の誕生日に世界一大きな音をプレゼントしようと、王様は世界中に協力を呼びかけます。しかし当日、人々は世界一大きな声を聞きたいと耳を澄ませたので、シーンと静まり返ってしまいました。その静けさの中で生まれて初めて自然の音を聞いた王子さまは大喜びしました。その日からガヤガヤの街は世界で一番静かな町になりました。
というものです。この物語を通して「町の人々にとっての平和とは何か」ということを考え議論しました。自分の頭でしっかりと考え、意見を述べる姿は「さすが5年生」と思いました。
授業後の協議会では「子どもたちが考えたくなるような授業であったか」「子どもたちが伝え合いたいと思うような授業であったか」という観点を軸に活発な意見が交わされました。その後、お迎えした講師先生からの講話をお聞きして学びを深めました。