校長 小林です。
5月30日、1年生を対象に交通安全教室を実施しました。講師を務めていただいたのは吹田警察署の警察官の方です。小学校に入り行動範囲が広がる1年生ですが、それだけ事故に遭うケース多く、小学校1年生の死者・重傷者数は6年生の約3.2倍、死者だけに絞ると1年生は6年生の10倍に上るそうです。中でも多いのが「飛び出し」。友だちを見つけて、またボールを追いかけて周りを見ずに飛び出すことがたくさんあります。
この日はまずお巡りさんから道路の歩き方のお話を聞き、そのあと実際に歩く練習をしました。運動場に道路を表す線を引き、市役所の方が用意してくださった信号機を立て、さらに乗ってこられた軽自動車を止めて駐車車両に見立て、まるで本当の道路のようです。各注意カ所では指導が必要なので、ボランティアで来ていただいた保護者の皆様にお願いしました。「今日教えてもらったことはおうちの人にお話ししてね」とおまわりさんは言っておられましたが、ちゃんと伝えることができていたでしょうか。交通事故で大切な命を失うようなことがないように習ったことをしっかりと覚えておいてほしいですね。