校長 小林です。
この日、2カ所目の目的地は水茎焼陶芸の里です。水茎焼きの由来は、ここで使われている釉(うわぐすり)を水茎青磁と呼んでいることからきています。青磁は朝鮮半島から伝わったとても高貴な色のことですが、近くの琵琶湖のイメージに合うように試行錯誤を重ねて完成させたのがこの水茎青磁なのだそうです。ここに立ち寄った時間がお昼ということで、着いてまず昼食をいただきました。レストランスペースや陶芸活動をする階段のようになった机を使ってお弁当をいただきました。焼き物というと難しいイメージがありますが、階段教室のような活動場所でみんなからよく見えてわかりやく説明してくださったので、失敗なく作れました。簡単にできてしまうようにも思えたのですが、みんな飾りを工夫してつけたり、林間記念ということで年月日を彫ったりとアレンジして素敵な作品に仕上がったようです。焼成はお任せしていますので出来上がって送ってもらうのが楽しみですね。活動を終え、水茎焼陶芸の里を後にして向かったのがこの日の宿泊地である吹田市自然の家です。吹田市自然の家は吹田市から遥か離れたこの高島市に「吹田の子どもに自然に触れさせたい」ということから1980年5月5日のこどもの日にできました。発見・冒険・挑戦がテーマでいろいろな活動プログラムが用意されています。まず所内に入り、子どもたちの進行で入所式を行い、スタッフの方に元気よく挨拶をしました。