3月3日にお伝えした、吹田市の施策方針「教育」部分について。
具体6つの内、本日の話題は、「体育館の空調設備設置」です。
「施策方針」には、こう記されています。
「近年、顕著に悪化している暑熱環境による熱中症のリスクから
児童・生徒を守るため、懸案であった小・中学校体育館への
空調設備設置に向けて、調査を始めます。」
ここ数年で、小・中学校の空調設備の整備が進められました。
まずは、一日の大半を過ごす全ての普通教室に空調が整備されました。
しかし、音楽や理科、図書に家庭科といった特別教室には設置されず、
快適な普通教室とのギャップが大きかった時期がありました。
令和3年度1学期。全ての特別教室に空調が整備されました。
体育を除き、どの教科も、快適に過ごせるようになったことは、
子どもたちにとっても良かったですし、音楽や理科の教師にとっても
たいへんありがたい環境整備でした。
最後に残ったのは、体育館です。「近年、顕著に悪化している暑熱環境」
とありますが、まさにそうです。5月の上旬頃から、熱中症の心配を
しながら、気温、湿度、WBGT(暑さ指数)に気を配り、体育館や
運動場で体育を行っています。近年は、コロナ禍で、プールが入れない
時に、体育ができない状況もありました。
そこで「小・中学校体育館への空調設備設置に向けて、調査を始めます。」
調査、設計、工事と数年かかるかも知れませんが、動き出したことは、
たいへん嬉しいことです。熱中症の心配のない体育。待ち遠しいです。
また、小・中学校の体育館は、災害時の避難場所にもなっています。
地域の方々の避難場所としても、早期の空調設備設置が望まれます。
コメントする