校長 小林です。
1月28日 6年生を対象に薬物指導教室を行いました。講師を務めていただいたのは学校薬剤師さんです。学校薬剤師さんというのは校医さんのように、その学校を担当してしていただく薬剤師さんです。例えば教室内の空気調査や飲料水の検査、プールの水質検査など児童の健康にかかわるいろいろな検査等をしていただいています。その薬剤師さんに来ていただき薬物のことについて教えていただきました。お医者さんを受診するとお薬が処方されることが多いのですが、用量や用法を守って服薬することの大切さや、アレルギーや副作用が人によって違うため、お薬は他人にあげたりしないというようなことを教えていただきました。そして、今何かと話題になるオーバードーズ(以下、OD)のことをニュース映像を題材に、軽い気持ちでODをすると、まず用量・用法を大きく逸脱していることや副作用が重くなることなどで、重篤な状況に陥ったり、最悪は命を落としたりするということを教えていただきました。また、麻薬、覚せい剤、大麻などの違法薬物の恐ろしさについても学びました。小学生に違法薬物の話なんて...と思われるかもしれませんが、特に大麻は中・高生にまで使用が広がっているということで、しかもグミやチョコというような一見全く気が付かない形で忍び寄ってくるということなので気を付けなくてはいけません。この先、もしかしてそのような誘惑があってもきちんと「NO」と言えるようになってほしいと思います。