校長 小林です。
1月23日の金曜日に3年生が七輪体験をしました。3年生は社会科の学習で昔のくらしの勉強をしており、2学期には博物館の出前授業(あかりの移り変わり)をしました。現在は電気やガスで手軽に調理できますが、昔は七輪で炭を使って手間のかかる調理の仕方をしていたんだということを体験します。炭に火をつけることは難しく、今回は時間をあまりかけられないという事情もあって、教員が着火させたものを使いました。炭に火をつける様子は後日学ぶそうです。炭は赤々と燃えていますので、そこに網を乗せくっつかないためのアルミホイルを敷き、お餅を並べていきます。焼き目が付くまでには結構時間がかかっていましたが、うっかり放っておくとすぐに真っ黒けになってしまいます。子どもたちは慎重に何回もひっくり返していました。出来上がったお餅はおうちから用意してきたお醤油やきな粉、あんこなどで味をつけて食べます。それぞれの食べ方で「おいしい!」と感想を言っていました。子どもからは「これってレンチンした方が早いんじゃない?」という声が聞こえてきましたが、まさにその通りでレンチンよりも手がかかることを勉強してほしかったので狙いがバッチリと伝わりました。