校長 小林です。
5月14日、スポーツテストの一環で運動場を使い、ソフトボール投げをしました。ボールを投げるので広いスペースが必要で、かつ到達距離を測定するのでどこが何メートルかという目盛りを描かなければいけないので準備が大変です。昔の子どもは草野球などをする機会が多かったものの、最近はそういう機会も減って、ソフトボールを投げるということが初めてという子もいます。まず、ボールの握り方や投げ方から指導して測定に臨みました。なぜこの競技をするのかというと瞬発力や運動のタイミングをとる調整能力(巧緻性)を評価することを目的としているからです。とにかく肩が強ければよいというものではなく、砲丸投げのように投げ始めから投げ終わりまで直径2mのサークルから出ないようにしなければいけないので、思い切り助走をつけて投げるわけにはいきません。そのあたりが「調整力」なのでしょう。大谷選手から贈られたグローブは各クラスを回った後は展示してありますが、担任の先生に申し出たら使っても良いことになっています。大谷選手の「野球しようぜ」という気持ちに応えてどんどん使ってくださいね。