校長 小林です。
地震を想定した引き取り訓練を行いました。大阪北部地震から4年が経ちます。あの日、みなさんはどこで何をされていたでしょうか。児童の中にもはっきりとした記憶があること、あまり覚えていない子が混在しています。今後は「まったく知らない」という子が増えていくのでしょう。貴重な命が失われた地震の被害を決して忘れないようにしたいものです。さて、吹田市では「震度5弱以上」の地震が発生した時点で授業を打ち切って引き取りのうえ下校となっています。
保護者のみなさまには学校にお迎えに来ていただくことになりますが、全校児童数も増えているので、保護者の方と子どもたちを引き合わせるのも大変な作業になるものと思われます。そのことを想定してまず教職員の動きや手順を確認しようと教職員のみの訓練を行いました。手順は
① 児童(役の教職員)が運動場に整列し、その日出席の全員がいることを確認します。
② その間、保護者のみなさんには定められたエリアに待機いただきます。
③ 児童確認が終わったら保護者のみなさんはお子さんのクラスの横に列移動します。
④ 担任が引き取りカードと照合し、登録された引き取り者であること確認したらサインをいただき引き渡します。
感染の懸念がなくなれば実際にお子さんと保護者のみなさんも参加していただいて訓練をしたいとは思いますが、現在はできない状況です。実際に地震が起きた時、被害の度合いによってはミマモルメの配信ができないこともあります。「震度5弱以上」の地震が発生すると引き取り下校となることを覚えておいていただくようお願いします。
保護者の方は待機エリアでお待ちいただきます。
引き取りカードと照合の上、引き渡します。