2021年7月アーカイブ
豊中市より指導教諭の先生(図工専科)をお招きし、3時間の実技研修を実施しました。図工研修は昨年度、コロナ禍によりかないませんでしたので2年ぶりです。スチレン素材のボードに鉛筆で絵柄を放射状に掘ります。画用紙にはクレパスで七色のようなきれいな色で放射状に彩色しておきます。掘り終わったスチレン台紙に黒のインクをローラーで色付けし、画用紙に写し取るとできあがりです。それぞれの作業時における注意点、器具の扱い方等お話しいただきながら、個々の作品作りを行いました。2年生から5年生向けの素材です。夏季休業中ならではのゆったりと時間をかけた有意義な実技研修となりました。校内図工展にも活かせる研修となりました。
夏季休業初日、午前中には特別支援教育について「発達課題のある子どもへの手立て 視覚認知機能の視点から」をテーマとして高槻支援学校から講師の先生をお招きし、教員研修を行いました。認知機能の課題から計算や読み書きに困難さにつながります。そのつまずきへの手立てを講じることが学校、教師の役割であるという認識のもと、具体的な対応について複数学ぶことができました。日々の声かけひとつでも困難さを回避できる有効性について気づきを持ちました。どの学級でも視点をもって、まずやってみることから、です。「自分の言葉で自分のことを表現できると、直接的な行動にはならない。」自分を表現できる言葉を増やしていくことの大事さについても改めて考えることができました。
いよいよ終業式です。今年度はコロナ禍のため、取組等に制限はありましたが、通常のカレンダー通り授業を進めることができました。何よりです。昨年度から恒例となった、Web終業式を行いました。放送で進行し、校歌、校長講話、表彰、夏休みのくらし、について音声入り動画で進行します。校歌は「聞きましょう。」の放送でしたが、2年生では口ずさむ歌声も耳にしました。1年生の時に練習した成果ですね。講話では、各学年目標を紹介し、1学期の振り返りとともに2学期に繋げるお話をしました。夏休みですので、気を付けてほしいこととして、感染症対策、熱中症予防、水辺の事故への対応、について触れました。表彰は歯科表彰12名、食育キャッチフレーズコンクール19名です。クラスの人が名前を呼ばれると拍手がわきました。盛り上がりましたね。最後に生活委員会担当から「夏休みのくらし」で特に注意することを伝えました。元気に過ごせるのが何よりです。皆さん、すてきな夏休みを過ごしてください。
本校医療的ケア看護師の竹村さん、その娘さんである明結美さんを招いて6年生の各クラスに1時間ずつ講演の機会を持つことができました。東京オリンピック開幕が1週間後に控えています。パラリンピックは8/24からですが、7月12日に竹村明結美選手はハイパフォーマンスランキング枠にて陸上400mで日本代表選手として出場が決定されました。コロナ禍のなか、練習機会が困難な状況になるも、目標を掲げ、努力を続けること、その意味について、そして、生い立ちから陸上に出会い、現在に至るまでのお話を通じて生き方を語っていただきました。メッセージとして、「今できること」「今しかできないこと」「苦しい時こそ成長のチャンス!」と最後を締めくくってくださいました。講演後、ドバイ、インドネシア、北京、オーストラリアなど数々の大会で獲得された金メダル、銀メダルなどを子供たちに直接触れる機会もいただき、目を輝かせていました。下敷きやノートを差し出し、サインをもらう列がありました。取材で訪れていた記者のインタビューに応じる児童も。振り返りシートに感想等、自分で伸ばしたいことなども記しました。竹村選手に前を向いてがんばっていくエネルギーをもらういい時間となりました。ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今朝がたは雷がとどろき、本日予定の水泳学習は延期かと考えていました。1,2時間目予定の1年1学級、3年2学級は始業前に明日への延期を決定しましたが、だんだんと晴れ間も見えだし、3,4時間目には実施することができました。まさかの晴れ間です。小プールで1年生1学級、大プールで4年生2学級が入水し、貴重な1コマの学習ができました。今朝のプールの水面にはほとんど虫たちの姿はなく、きれいなものでした。虫たちも大雨の時には飛び立たず、どこかでひっそり身を寄せているようです。今日は学校薬剤師の先生が水質検査に来ていただきました。本日調べられる内容では「問題なし」との言葉を聞いています。来校ありがとうございました。
今週は朝から水泳学習があるため、毎日8時前にプールサイドに出向き、安全確認をしています。今日もまだ曇っているうちにと思い、早めに大プールの水面に浮いている虫たち(主にアリやカなど羽のある黒い虫、死んでいますが...。)をすくい取っていました。子どもたちは嫌がるのであまり公表していませんが、時折、カナブンなど大きい虫も浮いています。一周してふと隅っこを見ると、何か緑色にきれいに光るものが目に入りました。網で採ると、なんとおそらくこれは"タマムシ"、です。正倉院展で昔鑑賞した「玉虫厨子」といったものがあったことをふと思い出しました。これは理科担当教員に伝え、子どもたちに見せるといい、と思い、職員室まで持ち帰りました。調べると、"ヤマトタマムシ"ということがわかりました。早速理科担当教員はシャーレに入れ、子どもたちにお知らせしたところ、虫博士の子どもから「絶滅危惧種かも。」との声がありました。調べると場所によっては指定されているようです。朝から、プールの神様からご褒美をいただいた気分になりました。その後・・・。なんと、短縮授業の終わる頃、理科担当教員がシャーレを持ち、校長室へ。「動いています、足が...!」「えーーーー!」と大興奮の声が挙がってしまいました。なんと、朝は「標本に。」とでも思っていたタマムシの足が確かに動き出していました。ものすごい生命力を感じました。プールの塩素にもめげず、です。今日は本当に生まれて初めての遭遇でドキドキワクワク感を味わいました。また、朝一番、プールに向かいます!!(写真は8:30ごろ校長室で撮影しましたが、確かに動かずだったのですが...)
朝から水泳日和になりました。昨日より水色のプール底シートの色が日に照らされて水もきれいに見えました。今日は大プールに5年生が2クラスずつ交代で入りました。体操、水慣れ、横泳ぎです。けのびやバタ足、ラッコのようにビート版を胸に持ち、仰向けで進むことも。ライフセービングにつながります。浮けるもの(ペットボトル、ボール、クーラーボックスなど)を胸に持ち、救助まで浮いて待つ、水難事故があった場合の基礎知識、経験になります。最後には縦の25mを自分で好きな泳法でチャレンジしました。久しぶりで満足した児童、まだまだ泳ぎたかった児童様々でしたが経験できたことによし、としましょう。
1,2組が1時間目に入りました。2年ぶりのプールです。プール清掃を6年生が行いましたが、清掃のみに終わらず、利用できてよかったです。2コマ続きの時間割を設定し、余裕をもって行いました。今年度はどの学年も「学校の新しい生活様式における水泳学習の学び方の定着を図る」ことをねらいとしています。久しぶりの水中の動きで水の重みや息を水中で吐きだすこと、息継ぎ、浮くことなどを体感しました。最後の体操が終わると、6年生ですが、「洗濯機(全員で大回りをぐるぐる回る動き)がしたかったなあ。」との声も聞かれました。気持ちはよくわかります・・・!
午前中にすべての学級で集合写真撮影を行いました。ひとりずつ将来の夢をカードに書いて胸に掲げました。6年生では、ゲームクリエイター、野球選手、プロバスケットボール選手、保育士、美容師、テレビ番組制作、鉄道会社、公務員、学校の先生、ウエディングプランナー、パテシエ、鉄道をつくる人、植物園の職員、俳優など多岐に亘っていました。思えば春の遠足もなく、クラスの集合写真の機会はなかなかなく、かもしれません。みんなの夢の集合写真を乗せて、はるばるアメリカ→宇宙ステーションへ!楽しみですね。
この度の参観ではすべての学級で、「いじめ予防授業」を実施することとしました。昨年度から本市ではすべての小中学校で3コマの「いじめ予防授業」を行い、いじめが生起した場合の行動スキルを学習しています。実施にあたって教員は研修を受け、授業展開を学年で検討し、市から提供されたワークシートを用いて授業にあたります。低学年・中学年・高学年と発達段階を踏まえて、事例や迫り方を工夫しています。参観では事例について自分で考え、ワークシートに意見を書き込んだり、友達と交流し、確認しながら進めていました。誤った行動(シンキングエラー)を正し、善い行いを増やしていくことで、いじめを生まない集団づくりをめざしていきます。また、いじめにあった場合の手立てとして、やめてという、その場を離れる、大人に助けを求める、なども身に付けていくことも大事です。保護者の皆さんとともに考えていきたいテーマです。(画像は1,4,5年生が混ざっています。)
1学期も残すところ2週間となりました。感染拡大の状況により4月参観は中止しましたので、今年度初めての参観です。大変スムーズに運営できました。保護者の皆様、ご協力いただき、誠にありがとうございました。1年生、国語の音読も元気よく、大勢の前での自己紹介(好きなもの)もがんばっていました。算数の学習もありました。4年生、社会科では工業を支える町工場の学習、月の学習では動画やiPadの使用により考えを瞬時に回収し、共有する場面もありました。5年生、道徳ではミッキーマウスを生み出したディズニーのお話を通じて自分で考え、友達の考えに気づきを持つなどし、家庭科では小物づくりに集中する場面もありました。2,3,4時間目の参観の一部ですが、お子様の様子、学級の様子を知っていただけたことと思います。ご家庭でも今日の振り返りをいっしょにお願いいたします。
Web臨時児童集会で特別活動部の担当より全校児童へ趣旨説明を行いました。学校だより7月号裏面でお知らせしている"こども宇宙プロジェクト"についてです。全校児童が指定の用紙に、"自分の夢"を記入します。7月9日にはそのカードを持ち、クラス写真を撮影します。全国200校参加のクラス写真がモザイクアートになり、アメリカへ運ばれ、ロケットに搭載され、国際宇宙ステーションへ届けられます。明日は七夕、みんなの願いをロケットに乗せて、いざ宇宙へ!!子どもたちが大人になるころには、宇宙もおでかけできる場所になるのでしょうか?
青少年対策委員会主催、学校開放事業がスタートしました。7月3日土、午前中に運動場、体育館を開放しています。朝から会長・副会長をはじめ、PTAの皆様もお手伝いに複数名お越しいただきました。60名を超える児童・保護者の皆様の参加があり、梅雨の晴れ間を楽しんでいただきました。7月4日日、午後7時より校区を3方面に分かれて14名の皆さんの協力を得ましてパトロールを実施いただきました。こちらも今年度初めてです。連合自治会、民生児童委員、自治会、中学校、PTAの皆様等により危険個所がないか等確認しました。重点措置期間中ではありますが、地域の活動もやっと始動です。様々にご支援いただいております。ありがとうございます。
昨年度、本市全小中学校で3回のいじめ予防授業に取り組みました。今年度も改訂版のワークブックを活用しながら、3回の予防授業を実施します。本校では新転任の教員は7月2日までに動画研修を実施したうえで、7月19日までを「いじめ予防授業週間」と位置付けて、各学年・学級で進めます。本日の5限には6年生が第1時、第2時を行い、市議会議員、教育センター指導主事の皆さんが授業視察に来校されました。昨年度学習した、パワーバランス、シンキングエラーといったいじめが起こりやすい関係性やいじめを受けた場合、気づいた場合に取る行動についてを振り返るとともに、事例を通して、それぞれの立場について議論を行いました。ある教室では議論が尽きず、1授業時間(45分)では終わらないほど白熱の意見が交わされていました。自分の経験も振り返りながら、自分だったらどう感じ、どう行動するべきなのか、わが事として考えてみる、いい時間になったと思います。よりよい学級環境がいじめ予防に効果的であり、それはひとりひとりの行動にかかってきます。よくない行為があった場合、シンキングエラーを正し、よりよい行動変容を行う、そういうスキルを身に付けていくことで、安心できる学級・学年づくりをめざしていきたいものです。7月6日、8日の分散授業参観の1コマとして各学級で実施します。