1月22日(土)、メイシアター中ホールにて、市教育委員会が主催する
『吹田市中学校「中学生の主張」大会』が開催されました。
昭和58(1983)年に企画され、今年で第39回を迎える大会です。
いろいろな考え方を持つ中学生が、自分たちの意見を発表し交流する場を通して
彼等が何を考え、どのように生きようとしているか等を大人が知ることによって
それらのことを真摯に受け止め、理解していく場とするとともに、大会を通じて
一人ひとりの中学生が人間性にあふれ、次の時代を逞しく担える人間として成長
することを願い、市教育委員会が大会が主催しています。
昨年度は、コロナ禍のため中止となったのですが、今年度は、ぎりぎり開催された
ので、土曜日に参加しました。
大会のメインは、市内18中学校の代表(主に2年生)による主張です。
以下に、今年度の18テーマを記載します。
「自分らしさ」「いかすべき個性」「感謝」「人を知ることの大切さ」
「人に巡りあうことは、自分を見つけること」「健康な心で生きる」
「一人ひとりの声を大切にできる学校にするために」「差別をなくそう」
「誰かが隣に居てくれることって」「あたりまえに感謝」「学歴」
「大好きな海を守りたい」「障がい者への理解がある社会にしたい」
「ICT~Internet Change Future~」「私だけが作れるもの」
「普通って何ですか」「友達との関わり方」「私たちのあたり前」
自分、家族、友達、クラス、部活動、学校、社会、環境、平等、将来。
例年と同じく、それぞれの「主張テーマ」を、4~5分の時間の中で
理論立てて、熱い思いを持って、主張していました。
市教育委員会の主催行事なので、手話通訳者がつくのですが、
第六中学校は、生徒が、横で、手話通訳を行います。
司会進行も、生徒が行い、発表者の紹介や主張のコメント等もあり、
中学生がつくる「中学生の主張」大会は、毎回、感心させられます。
他のプログラムとしては、いじめ根絶に向けての各校の取組紹介が
あったり、大阪府中学校生徒会サミットに吹田代表として参加した
生徒の報告もありました。
小学校の教師としては、卒業した子どもたちが、中学校に進学し、
頑張っている姿、成長した姿、そして、しっかりとした主張。
たいへん嬉しい気持ちでいっぱいになるので、参加しています。
南小の子どもたちも、中学校に進学し、こんな舞台で活躍して
くれたら嬉しいですし、毎年、この時期に開催されるので、
保護者の方々も、一度、足を運んでいただいたらと思います。
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