校長 小林です
2月9日、4年生を対象に防犯教室を開きました。講師を務めていただいたのは吹田市役所・危機管理室の職員の方です。小学生が巻き込まれる犯罪が多いのでこのような教室を開いてくださることになりました。教えてもらったのは ①不審な人物を理解する ②逃げる方法を知っておく ③家に入る時も注意 ④危険な場所を知っておく の4点です。お話を聞くだけではなくロールプレイも交えて学習しました。
①は「サラリーマン風の『きちんとした』人」「女性」「高齢者」「怪しげな身なりの人」の絵を掲げ、この中で怪しい人は誰でしょう?と問われました。子どもたちは圧倒的に「怪しい身なりの人」に手をあげましたが、実際にはどれも怪しい人である可能性があることを知っておいた方が良いことを学びました。
②は防犯ブザーを鳴らした後、どうする?ということを学びました。ブザーはその場に捨てて逃げるというのが正解。持って逃げると音でどこにいるかがわかってしまうからです。
③は誰もいない家に帰宅するときにも「ただいま」と声を出す。そうすると不審者は宅内に人がいると思って警戒します。
④は身近な危険個所を知っておくこと。エレベータ内では戸口近くに立つこと。何かあれば全部のボタンを押して止まった最寄り階で逃げることなどを教わりました。このようなことを教えてもらわなければならない世の中であることは残念ですが、身の安全には代えられません。普段から頭に入れておいてほしいですね。