ある朝、木の板や木の枝を抱えて登校してきた2年生。「何に使うの?」と聞くと「ダムを作るんだ。」と言います。担任の先生に聞くと、国語の説明文教材「どうぶつえんのじゅうい」の学習後、学習を広げるために、動物に関連する説明文に取り組んだとのこと。その説明文でビーバーの体の特徴やダムづくりについての記述があり、自分たちでもダムを作ってみることになったそうです。土を掘り、木の板や木の枝で水をせき止めダムは出来上がりました。実際に体験しながら読みを深めていくことは、低学年には必要なことでもあります。
2024年9月アーカイブ
5年生が植えた稲がすくすくと成長し、実をつけ、その実がだんだん大きくなってきました。
コメ不足が心配されていますが、5年生の稲は豊作のようです。
2週間後の10月9日に稲刈りをする予定です。
9月13日(金)、桃山台小学校の栄養教諭の先生をお招きして、3色の栄養について学習しました。熱や力となる黄色の食べ物、血や肉になる赤色の食べ物、体の調子を整える緑色の食べ物を考え、毎日元気に過ごすには、この3つの栄養が大切なことを学習しました。お米や野菜、お肉、お魚、わかめ、きのこ、とうふ・・・様々な食物のカードを一人1まいずつもらい、自分のカードの食物がどのグループに入るのか黒板にはっていきました。野菜は緑グループ、お肉は赤グループ、お米は黄色グループとみんなよく知っており感心しました。わかめは何色か迷う場面もありましたが、3つの栄養をとることの大切さを学んだ1時間でした。
大阪工業大学の松村先生をお招きして、ペットボトルを使った顕微鏡を作り、実際に玉ねぎの皮の観察をしました。
キャップに2ミリの穴を開け、2ミリの球体レンズをつけます。ペットボトル本体は口の部分を使用し、そこに観察するものをのせる台を固定します。その台は、松村先生が準備してくださいました。その台に玉ねぎの皮をのせ、キャップをとじ、キャップを覗くと玉ねぎの皮の拡大したものを見ることができます。キャップの閉じ方で微調整ができる仕組みになっています。子どもたちは、自分で作った顕微鏡で、物を拡大して見れることに喜び、他のものも見たいと興味を広げていました。
9月になり、朝晩は過ごしやすくなってきましたが、日中は30度を超える暑さ。そんな中、今年度は2学期も13日まで水泳学習をしています。暑いので、シャワーやプールの水がとても気持ちよく、子どもたちはいきいきとしています。
2年生は、1学期はプールの横幅を使って伏し浮きの練習をしていましたが、2学期は横よりも長い縦方向を使い、伏し浮きの練習をしていました。実は、クロールや平泳ぎができるようになるには、伏し浮きはとても大事です。体の力を抜き、手先から足先までをまっすぐに伸ばし、おへそを見るように顎を引き、長い時間浮き進むことができれば、3年生からのクロールや平泳ぎの学習にスムーズに移ることができます。なので、2年生は、伏し浮きを何度も何度も十分すぎるほど練習していました。
5年生の約半数がスマートフォンを所持し、持っていない子もお家の人のスマートフォンを使ったことがあるのではないかと思います。生まれた時からスマホやパソコンがあって当たり前の、情報過多のネット社会で生きていく子どもたち。今回は、株式会社ジェイコムウエストから講師をお招きして、ネット上の正しい使い方、注意することなどを話してもらいました。
その情報は正しいの?本当ではない情報もあるよ。うその情報を流したり、拡散すると罪になるよ。ことば足らずの文章で友だちとの関係が悪くなった例もあるよ。写真の投稿は気をつけて。など、事件やトラブルに巻き込まれないためのお話をたくさんしていただきました。子どもたちは、話し合いの中では気をつけることなどよくわかっていましたが、実生活の中でも十分に気をつけて使ってほしいですね。
9月になりました。4時間授業の日は終わり、今日から通常通りの時間割です。
5時間目に4年生と5年生の教室をのぞくと、算数をしていました。
4年生は、2桁でわるわり算を筆算で計算する仕方を学んでいました。これは、商に何を立てるかが重要です。繰り返し練習していくうちに、早く正確に商を立てることができるようになるので、たくさん練習して力をつけていってほしいです。4年生の計算の学習では、3桁×3桁をしたり、3桁÷2桁をしたりと、小学校算数の中で一番面倒な計算をしていきます。
4年生で面倒な計算をがんばった5年生は、図形の学習をしていました。「四角形の内角の和は何度になるのか」、実際に紙を切って4つの角を合わせたり、四角形に補助線を引いて三角形を作り、前の時間に学習した「三角形の内角の和は180度」を使って求めていたりしました。このように算数では、具体物で確認したり、前の学習で学んだことを使ったりしながら解決し、新たな学びが生まれます。