校長 小林です
5月8日に1年生・4年生を対象に交通安全教室を行いました。これは毎年行っているものですが、今年はサミット開催の影響で警察の方も多忙を極めるため、もしかすると開催できないかも...という話もありましたが、例年通りこの時期に開催していただきました。
1年生は道路の歩き方、4年生は自転車の乗り方を中心に教えていただきました。小学校1年生が交通事故に巻き込まれる割合は他の学年より数倍多く、それも5月が一番多いといわれています。事故の原因のトップは「飛び出し」、5月に多いわけは学校にも慣れて友達もでき、公園などに出かけるようになるからでは...と言われています。 初めにおまわりさんのお話を聞き、そのあと運動場に線を引いて作った模擬道路で歩く練習をしました。本物の自動車が駐車してあったり、信号があったりとかなり本格的なものです。この日の1年生の子どもたちは慎重に歩いていましたが、校区内を通るときに横断歩道のないところを渡ろうとしたり、飛び出したりしている子をよく見ます。実際の道路でもこのように気を付けて歩いてもらいたいものですね。
4年生は自転車の乗り方について教えてもらいましたが、乗る前に必要な点検の仕方から始まりました。点検のポイントは「ハラブッタベサ」(ハ:ハンドル、ラ:ランプ、ブ:ブレーキ、タ:タイヤ、べ:ベル、サ:サドル) 一度聴いたら忘れませんね。4年生も模擬道路で横断歩道の渡り方、工事中の歩道の通行の仕方や駐車中の車の避け方などを実際に自転車に乗って練習をしました。南小の校区は細い道路でも大きな車がたくさん走ります。また、歩道がないところも多いので、交通ルールに気を付けて事故のないようにしたいものですね。
そしてこの日は多くの保護者の方にボランティアとしてお手伝いいただきました。おかげさまで滞りなくスムーズに実施することができました。本当にありがとうございました。
初めに説明を聞きました
歩道を歩きましょう
車の陰は危ないよ
「ハラブッタベサ」覚えてね
車道に出るときは注意です
小学生は歩道を走れます。