12月15日 被爆アオギリ植樹

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 校長 小林です。6年生が11月に修学旅行で広島平和公園に行った際、被爆アオギリの苗をいただいてきました。このアオギリは爆心地から約1.3km離れた、中区東白島町の広島逓信局の庁舎の中庭にあったもので、爆心地方向にさえぎるものがなかったため、熱線と爆風をまともに受け、枝葉はすべてなくなり、幹は爆心側の半分が焼けました。枯れ木同然だったこの木は、翌年の春になって芽吹き、被爆と敗戦の混乱の中で虚脱状態にあった人々に生きる勇気を与えました。その後、中国郵政局の建替えに伴い、1973(昭和48)年5月、平和公園内へ移植されました。移植で枯死するのではないかと心配されたアオギリですが、その後も毎年、種子をつけています。これらの種子は国内外へ贈られ、多くの2世が元気に育っています。(広島平和記念資料館HPより)

 いただいてきたのはこの二世の種子から育ったものです。広島から遠く離れたこの大阪の地で原爆の恐ろしさ、平和の大切さを語り続けてくれることでしょう。職員室北側に植えてありますのでご来校の際にはご覧ください。

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このページは、ウェブ管理者が2020年12月15日 11:24に書いたブログ記事です。

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