校長 小林です。
12月3日の木曜日、黄 光男(ファン グゥアンナム)さんの講演会を6年生対象に行いました。黄 光男さんは吹田市出身でご家族がハンセン病患者でした。ハンセン病はらい病ともいわれ、当時の国が患者の隔離政策を行たことで、患者本人やその家族の方は大きな人権侵害を受けました。国を相手取った裁判では患者・家族がそれぞれ起こしたものそれぞれ勝訴し、上告せずに当時の総理大臣も国の施策が誤りだったとして謝罪をしています。黄さんからはハンセン病家族として生きてきたその苦しみや葛藤などを自身の言葉で語っていただきました。
児童らも真剣な表情で聞いており「やはり生の話はちがうな」「すごかった」という感想を話していました。黄さんの「おかしいことはおかしいと言わなければ」というメッセージは確実に子どもたちに届いたことと思います。ハンセン病が流行した当時は誤った知識などが原因でこのような人権侵害事象となってしまいましたが、今まさにコロナウイルスについても陽性患者や濃厚接触者、医療従事者に対する差別や偏見が大きな問題になっています。今から90年も前に起きた過ちを再び繰り返さないように、心に刻んでおきたいものです。
新聞記事でも紹介されました→https://www.asahi.com/articles/ASND374W1ND3PTIL00J.html
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