校長 小林です。
10月12日、教員向けの「デイケン研修」を行いました。「デイケン」とは「デイリー健康観察」の略で、今まで紙の健康観察一覧表で行ってきた健康観察がタブレットを使ったアプリに移行するということです。毎朝、「〇〇さん」→「はい、元気です」 「□□さん」→「少し咳が出ます」というようにしてきた健康観察がタブレットによる個別回答と教員による結果の一括集約となります。そして最大の変更は今の気持ちを選んだり「相談したいことがあります」と伝えたりできる点です。これによりそれぞれの子どもたちの心の状態もキャッチできるようになります。運用は11月1日からです。研修ではこのアプリの扱い方などを中心に研修をしました。大事なことはアプリだけに頼るのではなく接する教員が子どもの顔色や表情を観察したり、いかにアンテナを高く掲げるか、また、小さな変化に気づけるかということですが、そこを補完するための一つのツールとして活用していきたいと思います。