大阪府が独自に今年度から導入した学力調査です。5月26日から6月2日の間に実施することとしており、本校では本日実施しました。5年生は国語、算数、理科、5・6年生は教科横断型の問題、児童アンケートがあります。各教科の知識を総合して考え、表現する力を育むことをねらいとされています。5年生は学力調査が初めてです。朝から真剣な面持ちで臨みました。次年度の全国学力・学習状況調査との比較も想定されています。昨年度から新学習指導要領が実施され、"主体的・対話的で深い学びの実現"により持続可能な社会の担い手となっていくことがめざされています。学力観が大きく変わっていきます。"見える学力"、"見えない学力"、バランスよく育まれていくことを教員がまず自覚をもって日々の指導に反映させることが要となります。
2021年5月アーカイブ
昨年度は実施できなかった全国学力・学習状況調査でしたが、本校6年生4学級の児童を対象に無事終了しました。前日から出席番号順の座席にし、前面の掲示物をはずすなどの教室準備や、平素のチャイム時程とは異なることから、流れの説明や受け方についてのレクチャーを担任から受け、当日には国語、算数、児童質問紙による調査に臨みました。日ごろのテストと異なり、緊張感漂う3時間弱だったことでしょう。個別の結果や学年・学校としての結果もフィードバックがあります。調査目的は「教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。」「教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。」とあります。結果の概要については、本ホームページを通じて公表してまいります。
放課後、教職員を対象に食物アレルギーアナフィラキシー対応研修を実施しました。「食物アレルギーを有する児童が、アナフィラキシーショックが疑われる症状を起こした時に、全教職員が症状の発見から救急搬送するまでの流れを理解し、適切に行動できるようにする」を目的としています。資料に沿った事前研修ののち、場面設定したミニドラマによるシミュレーション研修を行い、エピペン(模擬)を打つ、という行為までを実施しました。給食の誤食等、いつ、このような事態に直面するやもしれず、緊張感をもって臨みました。まずはそういった事態を防ぐことが大事ですが、誰もが救急処置ができるよう、チームとして自覚を持つことが肝要と考えます。
普段は小学校に配置されている英語指導助手の授業がありますが、今週は中学校配置の英語指導助手が小学校で授業を行っていただくことになっています。昨日は6年生、本日は5年生の各クラスで自己紹介をテーマとしてオーストラリアについての特徴やご自身についてお話しいただきました。画像でオーストラリアの地図、名所、動物、また、ご家族についても触れていただきました。英語でのお話を、担任が時折日本語で説明を加えながら進めました。最後に質問タイムがあり、たくさんの児童が順に挙手しましたが、これまで学習した英語を使って、「好きな食べ物」「年齢」「通勤距離」などを尋ねる児童もいました。素晴らしいです。日本とは異なる文化を知る、いい機会になりました。振り返りには手作りのビンゴゲームを用いていました。1学期間に1度くらいの訪問があり、次回は2学期になります。
朝出勤すると、北校舎から南校舎への渡り廊下を中心に廊下が雨で水たまりになっていました。早めに出勤してくる教員や校務員が箒やモップを持ち、水の掻き出しを行いました。児童は8時から8時20分に登校しますが、そのころにはなんとか作業を終え、1Fから4Fの方々の水たまりは取り除くことができました。1学期の生活重点目標を「廊下の右側を静かに歩こう」としています。5月11日のWeb全校朝礼でも生徒指導主事から放送でお話し、注意喚起を行いました。子どもたちの意識付けに、校内に右側通行の矢印、階段にも上り下り方向を示す矢印のプレートを新たに設置しました。今日のような日は廊下も階段も大変滑りやすくなります。下足ホール3か所に注意喚起の掲示と呼びかけを行いました。例年になく梅雨入りが早く、長雨が続く気配です。階段飛ばしの着地で骨折するケースも度々見られています。この時期、特に「廊下を歩く」安全指導を引き続き実施していきます。
今年度も昨年度と引き続き、「国語科の授業を通して読む力を育てる」を研究しています。3年次にあたり、昨年度は臨時休業措置等で3学年の研究授業した持てませんでしたが、今年度は全学年で実施する予定としています。早速、6月2日に6年生が「森へ」という星野道夫さんのノンフィクション作品を学習し、ブックトークにつなげる、という構成で単元に取り組みます。本日は事前授業として、授業者が隣のクラスで事前授業を行いました。作品の魅力に迫り、ブックトークをイメージを膨らませました。校内からも教員がアドバイスするため、参観に出向いていました。読書好きの多い6年生です。どんな選択をし、プレゼンテーションを行うのか楽しみです。
昨日、6時間目途中の15時8分ごろ、地震が発生しました。体感では、ドスンと縦方向の揺れで最近の中では結構な大きさかと認識しました。ニュース速報が出るまで、机の下に伏せること、運動場では真ん中で待機することを全校放送で指示しました。震源は大阪府北部、M3.7、深さ10km、津波の心配はなし、とのテロップがあるまで、思いのほか長く感じました。いくどか放送により見通し持たせつつ、テロップの情報を伝えるとともに、下校時間にほど近いことから、一斉下校の指示を行いました。校区に分散し、職員が児童の下校見守りを行う、ピンポイント下校についての訓練として、来週月曜日17日を設定していたところでした。実際の揺れに合わせて、念のための措置としましたが、15時30分ごろには速やかな下校ができました。保護者の皆様にはメール配信にて急なお知らせと協力依頼をさせていただきました。ありがとうございました。おおごとでないときに行動化し、子どもたちも真剣実を帯びて臨んでくれたと思います。不審者対応についても、このような教職員がピンポイント見守りを行いながら学年一斉下校といった対応を行うことも想定しています。ご理解ください。
学級開きから1か月が過ぎました。どのクラスも落ち着いて学習ができています。今日は新型コロナウイルスについて、緊急事態宣言の延長があったこと、「あまり出歩かないで、静かに過ごしてください。」という国からのお願いがあり、学校でも春の遠足を中止としたこと、クラブ活動も休止していることなどを伝えました。また、学校での対策(検温・マスク・手洗い・換気・黙食・ディスタンス)について画像を示しながら、ジャンケンの合図をしながら各自で振り返りを行いました。"自分を守ることは、みんなを守ることにつながること"、"学校は子どもたちが来てくれてこそ、と先生たちは、みんなが元気で毎日登校できることを願っていること" についてもお話しました。それぞれのクラスでしっかり聞いてくれたと思います。ご家庭でも多々ご協力いただいておりますことを感謝申し上げます。
最後に、生活目標について生徒指導主事からお話をしました。1学期の重点目標「ろうかの右側を静かに歩こう」についてです。廊下や階段に右側通行の矢印を新たに設置しました。怪我の防止として一人一人が意識することが大事です。安全に過ごせるように思いやりの気持ちを持って過ごしましょう。
ゴールデンウイークもすっかり終わってしまいましたが、月曜日1時間目のようすはいかに? 社会科では内閣などのしくみや家族構成の今・昔を比較し考える授業です。さざえさん、ドラえもん、ちびまるこちゃん、クレヨンしんちゃんの食事風景を投影しながら(子供たちは興味津々です。)、意見を引き出していました。国語では星野道夫さんのノンフィクション作品「森へ」について、教師の範読や学習後の到達点で「ブックトーク」を行うにあたってのイメージづくりによる導入が見られました。国語科の読書活動の一環です。6月2日には今年度初めての校内研究授業を6年生が行います。その研究単元でもあります。クラスの友達にお勧めしたい2,3冊の本を、今から準備しておく必要があります。さあ、どんな展開になるでしょうか。楽しみです。