校長 小林です。
10月21日、5・6年児童と保護者を対象に「スマホ教室」を行いました。毎年行っているのですが、SNSやゲームの世界は日々新しいものが出てきていますので、毎年行う必要があるものと考えて実施しているものです。今年もNIT情報技術推進ネットワーク株式会社から講師の方に来ていただきました。講師の方は大阪府教育委員会ネット対応アドバイザーやネット見守り隊監視員、インターネットルール作りアドバイザーも務めておられるこの方面の専門家です。この日は保護者講演会もかねて子どもたちと一緒にお話を聞いていただきました。
講師の方と子どもたちがやり取りしているゲームやSNSの情報も私が聞くと何の事だかさっぱりわからないようなことばかりでした。それだけ新しいことが出ているということですね。中でもクレジットカードを使った課金やアプリの設定ひとつで見知らぬ人に個人情報が漏れてしまう危険性、そしてそこから誘拐事案まで発生していること、また、LINEでのトラブルなど多くのお話がありました。子どもたちは気軽にアプリを入れますがそもそもの対象年齢をきちんと守っているのかというお話や、最近では子どもがゲームのアカウントを売買することもあるそうで、(もちろん法的に禁止されています)保護者が書類送検されるといった事例もあり、起きたトラブルはすべて買い与えた家庭の責任になるというお話もありました。
今、持っている、持っていないということとは別に、今の子どもたちが将来的にこういった情報機器と無縁の生活を送ることはほとんどないものと思われます。その時に上手な使い手になってほしいと思いました。
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