今日は6年生で貿易ゲームというものをしました。
各グループには封筒があり、その中には紙、はさみ、鉛筆、コンパス、ものさしなどが入っています。
それらを使って、長方形や三角形、円、扇型を作図し、切り取ったものを銀行と呼ばれるところに持っていくとそれに見合った代金が支払われるというものです。
ただし、封筒の中身は同じではなく、資源に見立てた紙や作図のための道具はバラバラです。
資源がたくさんあっても、作図するための文房具がそろっていないグループ。
資源(紙)がほとんどないけれど、道具は充実しているグループ。
それらのグループを国とみたてて、ほかの国と貿易したり、話し合って協力したり、同盟を結んだりして、自分の国が豊かになるために図形を作ります。
最後に切り取った後の紙は産業廃棄物として、ゲームの時間内に銀行に持っていけば1万円で引き取ってくれますが、ゲーム終了まで持っていると2万円の罰金になるというルールまであり、みんなで力を合わせてがんばっていました。
もっと時間があれば、三角形が多くなると引き取り値段が下がったり、少なくなると高値になったりするそうです。
実際にゲームで体験することでもこうした仕組みの理解の一歩となれば、社会のさまざまなことに興味がわいてきますね。